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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2016・11・15(火) |

会員 菅原麻里絵 鉛筆デッサン
「教室日記」 (作者作品紹介)
作者作品紹介8人目は、菅原麻里絵さんの鉛筆デッサン。
菅原さんは、在籍3年半であるが、入会時からデッサンだけを続けてきたお嬢さんである。 全くの初心者で入会した。
入会当初は、基本的なデッサンの描き方になぞって描いていた感があった。 初出品の2014年の会員展では、ボトルの2本目と3本目のデッサンを出品。
ボトルは3本描くが、1本目のボトルは、本人もあまり出来が良くなかったと思ったのだろうか、出品しなかった。
続いて2015年の昨年の会員展には、貝を2点出品した。 貝も三つ描くが、そのうちの最初の一つ目の貝と二つ目の貝を出品した。
その辺りから菅原さんは、腕をメキメキと上げてきた。
二つ目の貝は、教室では「ほら貝」と呼んでいるもので、ゴツゴツした面とツルリとした面を持ち、生徒さんの悩みのタネであるが、それを、菅原さんは、どっしりとした貝として、描いてみせた。
「上手くなった」
と、私も思った。
三つ目の貝が、今年の会員展出品作品の今回ご紹介の貝である。
教室では、「ツノ貝」と呼んでいるもので、これも中々カタチを取るのが厄介な貝として、生徒さんたちから難物扱いされている貝である。
ご覧の通り、きめ細かく描写され、カタチの難しさも見事に克服している。 立派なツノ貝である。 菅原さんも、おそらく、この貝を描いたことにより、自信を深めたことだろう。
教室の生徒さんは、先輩たちのデッサンを参考にデッサンする。 分からなくなると、デッサン見本(印刷物)の綴じ込みを引っ張り出して見ている。 それが、随分と参考になるらしく、デッサン見本の綴じ込みは、いつもボロボロになるのが早い。
菅原さんの今回の貝もその綴じ込みにある。 ツノ貝は難しいので、さぞ、後輩たちは菅原さんのデッサンを参考にしていることだろう。
菅原さんは、今は、基礎デッサンコースの最後の課題である「水差しと布」を描いている。 これが、終了すると、いよいよ、デッサンコースに移り、石膏デッサンに突入する。
難易度が、これまた、ガクンと上がる。
菅原さんが、デッサンコースに突入するのか分からないが、このまま続けると、また、階段をひたすら、登ることになる。
デッサンは、あくまでも練習画。 しかし、この練習画に皆、ハまる。
菅原さんも、ハまり続けるのか、それとも、水彩画や油彩画に転向するのか、
さて、どっちだろうか?
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