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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2016・6・14(火) |
「教室日記」
今、老人ホームに二ケ所行っている。 絵手紙の指導。
市川に一つ、新浦安に一つ。 2週目と4週目の木・金の午前が出張の日である。 早いもので、通い始めて、かれこれ、12年を超える。
絵手紙の見本は、500点以上、私が過去に描いたストックがあり、それを繰り返し利用している。
すでに、市川も浦安もメンバーが全員入れ替わっているので、過去のストックが役に立つ。 授業内容は、私が描いた絵手紙見本をコピーし、渡すだけ。 コピーは、本人が持ち帰れるため、時間が過ぎれば、部屋で続きを描く。
つまり、コピーを渡してしまえば、私は、やることがなく、前回分の生徒さんの絵手紙をチェックすることぐらいしかない。
あとは、スマホをいじっている。 一応、生徒さんが描いているのを、1時間くらい付き合ってから、「お疲れ様」で、帰ってくる。
楽、この上ないが、何年通っても、老人ホームのある2週目と4週目は、ユウツになる。 なぜなんだろうと、毎回思う。 面倒なのかもしれない。
そもそも、絵手紙見本を渡す発想は、私にはなかった。
老人ホームは、市川が最初で、浦安はその半年後の開講だった。 それで、市川の最初の授業の時に、絵手紙の材料になりそうな果物や野菜などを持ち込んだのだが、あるご婦人からクレームがついた。
「先生! 見て描くのは、私には無理です」 「見本を下さい。 それを写すだけならできそうです」
と、言われた。
こうして、以後、見本をコピーして渡すシステムになった。 今から考えると、いいことを教えてもらった。
模写をすること。
模写は、絵の上達に昔からある方法であるが、私自身が模写を嫌っていたことがあり、発想しなかった。
なぜか、私は若い時から模写が嫌いだった。
今では、教室の未経験入会者には、模写をススメている。 その効果は、やはり、顕著で、2年も模写を続けた人は、たいていのものは描けるようになる。 教室の指導方針になってしまっているのだから、分からないものだ。
それも、これも一人のご婦人の一言から始まった。
残念ながら、そのお方は、すでに他界されたが、 時々思い出すと、
「ありがとうございました」
と、手を合わせたくなる。
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