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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2015・10・6(火)
15村上典子(縮小)
会員 村上典子 水彩画

「教室日記」
(作者作品紹介―8)


  作者作品紹介8回目は、村上典子さんの水彩画である。

村上さんは、2010年2月にデッサンでお試しし、入会後、水彩で受講。 教室の瓶や貝などのモチーフを描いていた。 2ケ月くらい在籍し、事情により退会。 
  その後、2012年7月に再入会した。

再入会後は、ウオーターフォード紙で水彩を開始。 
  3年余り前のことであるが、当時、教室の誰もが、このウオーターフォード紙を知らなかった。

 

  ウオーターフォード紙は、結構高い紙で、独特の特徴を持っていた。
面白い滲み方をし、ボヤア――と滲むのである。 生和紙のにじみ方に近い。 
  村上さんは、その特徴を最大限に生かし、村上流にして具現させた。

2013年の会員展で、村上さんは、作品5点出品。 私が5点出すように勧めた。 
  水彩をやっている会員はもとより、デッサンや油彩を描いている会員にも、ウオーターフォード紙で描く村上さんの作品を多く、紹介したかった。 

  私の思惑は、見事的中し、水彩画を描いている会員に衝撃が走った。 


「水彩で、こんな絵が描けるんだ!」


  会員展オープニングパーテイーでは、村上さんはアッチコッチで質問攻めにあった。
  村上さんは、決して前にシャシャリ出て来るタイプではない。 むしろ、後ろのほうで見ているような人。
  それが、前に引っ張り出されたようで、戸惑っていた。
しかし、この日、わが教室で、ウオーターフォード紙が、会員の皆に広く紹介された日でもあった。

  今や、ウオーターフォード紙、キャンソン紙、ワトソン紙、私が使う高知麻紙など、水彩画の人は、色々な紙を使うようになった。 
  水彩画における紙の重要性に、気付き始めたようである。



さて、上の絵をご覧頂こう。 

  村上さんの今年の会員展出品作品である。 
静かな釣り人の絵である。 
  もちろん、紙はウオーターフォード紙。 

場所は印旛沼。 千葉県にある沼だ。 その情景を写真に撮り、絵に起こした。

  村上さんが教室制作している絵は、私がアドバイスしているが、この絵は、村上さんが自宅制作したもの。
  絵を見た瞬間、ほぼ完璧に構成されていることに驚いた。 
雰囲気よし、構成よし、表現よしの三拍子揃っていると思った。 だから、直しのアドバイスはしていない。
  する必要がなかった。



今年の会員展から思うことがあり、「フレンドシップ賞」を設けた。 
  会員、非会員の別なく、来場者の投票により、一番印象に残った絵を投票により選出するというもの。

  今回ご紹介の絵が、今年の第一回フレンドシップ賞に輝いた。 ダントツ受賞だった。

  自慢をしてしまうが、わが会員展の作品クオリテイーは決して低くない。 会員自身が皆そう言うし、来場者が口々にそう評価する。 
  年々、質が高くなっていくとボヤく会員もいる。


だから、その中で、一番印象に残ることは、それ自体素晴らしいことだと言えるが、今回の投票結果には、皆が納得したようだ。 



「やっぱり!」
 


  
  今でも、村上さんは、淡々と絵を描いている。 
来年の会員展には、どんな絵を出品するのか、今から楽しみである。




  

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