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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・4・7(火)
桜(縮小)
今年の桜

「教室日記]


  早いもので、もう4月になった。

わが自宅マンションは1階で庭が付いている。 その庭の前に公園があり、桜の木が6本植わっている。 今年も桜が咲いた。 
  今年は、日曜と日曜の間が満開で、午前中に何度も桜を楽しんだ。 教室は午後からなので、午前中はゆっくりできる。 桜は、青空が似合う。


  いー季節になった。


 
 
いー季節にはなったが、来月末には、大人教室の会員展がある。 一年の成果を発表する作品展である。
  そのため、この時期は、作品が仕上がるかどうか、皆焦り始める。

先日、若い女の生徒さんにメールした。 20代前半。 会員展の出品が微妙だと。
  デッサンを描いていて、残り2ケ月あれば十分に仕上がるはずだが、昨年秋からお休みがち。 専門学校出で、デッサンは初めから上手かったが、仕事が忙しいらしく、はかどっていない。 

  メールの返事が来た。

頑張って仕上げるとあった。 


  
  土曜日に受講しているSさんが、貝のデッサンをしている。 
ホラ貝のようなカタチをしたドッシリとした、きれいな貝だが、非常に丹念に描いている。 
  
  Sさんは、20代中頃の女性。 最近、とみに腕を上げてきた。 他の生徒さんのデッサンに刺激を受けたのである。
  教室とは面白いもので、本人に会ってなくとも刺激を受ける。 それというのも、デッサン用紙を貼り付けた板は、窓側の一ケ所にまとめて立て掛けてあるので、自分の板を探す時に、他の人の絵も見ることになる。

  Sさんは、同じSの付くSiさんのデッサンをだいぶ前から意識していた。 年もほぼ同年齢。 デッサン紙に名前が書いてあるので、名前も覚えた。 
  だから、ある時、Siさんのデッサンの話をした時に、Sさんはすぐに誰のことだか分かったほど。 


  そのSさんが、デッサンの途中から鉛筆の動きが鈍くなった。 あっちを直し、こっちを直し、迷っている。
  私は、それをちょっと意地悪く見ていた。


「Sさん! どこを直したらいいのか分からないんだろう?」

  と、声を掛けた。
頷くSさんに言った。


「どうしてだか、分かる?」

「それはね、もうさっきから、仕上がっているからだよ」 



  意地悪をしてはいけないが、いい出来だった。





先週の土曜日、午後8時過ぎに帰宅し、夕食後、いつものように、パソコンを打っていた。 
  携帯にメールが入った。

2年前に辞めた当時高校1年生のU君のお母様からであった。 U君が武蔵美の油絵科に合格したとのこと。

  驚いた。
 

U君は、美大志望で、高校1年の時に入会したが、美大に行きたいというわりには、全くの未経験者。 
  それはないと思った。 小さい時から絵を描いているのが普通だろう。 
デッサンを一から教えたが、2年生になったら、美大進学の専門校へ行くようアドバイスした。

  その頃のU君は、全く自信がなく、自分でも合格できるかと、私に何度も聞いていた。 ちょっと上達が遅かったので私も返事に困ったが、専門校では勉強漬けになるので、何とかなればと、祈っていた。


  いい知らせだった。


お母様には、微弱ながら、U君の将来に関与できたことを、うれしく思うと返信した。


  本心だった。 


しかし、油絵科とは驚いた。  よく受かったなーと言っちゃいけないか。 



  やっぱり、桜が咲いた。





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