FC2ブログ
アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近のコメント

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

フリーエリア

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ

RSSフィード

「デッサンが基本」は、本当に正しいか?-5/5 (最終章) <研究所レベル。

   [ただ今、9/4(火)より連載中]  


 つまり、感覚世界にアプローチ出来ないと困るのである。それで、先人達が、手探りで感覚世界にとりあえずの入り口を作った。そして、とりあえず、中に進む道を作った。それが、デッサンという道である。   


   つまり、広大な絵という感覚世界の森に、後から来る人のために、まず、入り口を作り、入り口から続く僅かばかりの道を作ったのである。後から来た人はその道で、森に入るための知識を学び、経験し、反復して、準備を整える。やがて、時期が来て、それぞれ、未開の森の中に分け入っていく。これが、数百年続き、人々は、森に入るための、当然の入り口とし、その道をデッサンの道と名付けた。道は公認ルートとなった。


   しかし、森であるから、探せば他に入り口はある。その一つがナイーブアートという入り口である。ナイーブアートから入るには困難がつきもとう。道がないので、いきなり森である。ここから入る者は、力強く、逞しく、感覚的である。知識がないぶん、自らの方向感覚を、研ぎ澄まさなければならない。多分に野生的であるが、反面、何ものにも束縛されぬ、自由さがあり、独創性がある。    


   もうお分かりだろう。これが全貌である。アカデミックアートが築いたのは、とりあえずの入り口であり、とりあえずの道である。他に、いい入り口が見つからず、いい道も見つからないまま、現在に至っている。


   何百年も他に変わる道がないのは、とりあえずの道の、出来が良かったからに他ならない。人々は、このデッサンの道が、この森に入る唯一の入り口と信じて疑わない。絶大な支持を得て、今もある。


   デッサンの道を基本とするか、しないか。人の選択にまかせる。そこの道を通った者だけが、弱点を知っている。少なくとも、絵という感覚世界の森は、人類誕生の時から、そこにあり、未だに、一番いい入り口、一番いい道は見つかってない。それだけは、確かである。

スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://art21japantaya.blog121.fc2.com/tb.php/92-bf999284
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)