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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2014・3・17(火) |
「教室日記」
わが教室で、制作中の生徒さんが、よく言うことに、
「先生! この先、どうしたらいいのか分かりません」
デッサンをしている生徒さんや、油絵を描いている生徒さんが、そういう悲鳴を上げる。 壁に突き当たったということ。 こういう声は、絵画教室では、日常的にあること。
制作の出だしは、誰でもやることが分かっている。 デッサンなら、まず、カタチを取る、そのあと、描き込みを始める。 油絵も同様で、大雑把なカタチを掴んだら、色を乗せていく。
ここら辺は、いわゆる出だしで、制作の第一段階。 悲鳴はここでは上がらない。 悲鳴が上がるのは、第二段階になった時、曲に例えると、サビの部分。 出だしのメロデイーが、サビでガラッと変わる。 ガラッと変わるということは、アイデアが必要になる。 つまり、アイデアが浮かばないので、悲鳴を上げていることになる。
画面の雰囲気が変わり、中盤作業に移って行く時に、アイデアで方向転換する。 これをしないで、第一段階を推し進める人もいる。 独学で絵を描いている人に多い。 一人で絵を描いてはイケナイとは言わないが、ただ、第一段階を強引に推し進めても、画面の状況は変わらない。 第一段階が長~くなるだけ。 そして、長い第一段階から強引にラストに持って行く。
こういうことをしていると、サビのない曲を作り続けているように、どこか物足りず、常に、消化不良を起こすことになる。
第二段階突入のアイデアは、経験から生まれる。 したがって、経験がない者は、アドバイスをしてくれる経験者が必要になる。 お助けマンという絵画教室の先生のこと。
絵は、簡単と言えば、簡単。 目の前にあるものを、ただ、描くのに難しいハズもない。 ただ、厄介なのは、
「上手くなりたい」
という欲が出て来ると、話が難解になって行く。
絵は、すべからく本人次第。 お助けマンなしで頑張るも良し。 呼ぶも良し。 ただ、お助けマンは、経験を提供するだけで、判断は、本人がするしかない。
お助けマンも全部は助けられない。
それは、しょうがない。
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