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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・3・10(火)
「教室日記」  

  唐突だが、絵で描写の天才とは、あまり言わない。 
描写は、あくまでも技術的なことなので、技術の天才という言い方が、そもそも絵の世界にはないからだろう。
 
  創作的なことに限定すると、何々の天才と言う時、必ず絡むのが、アイデア。 
天才だからアイデアが浮かぶ。 アイデアが浮かぶことを以って天才と言う。 
  そういう言い方が、世間では広く流通している。 それほど、こと創作関係では、アイデアが重要なことは確か。

  教室でクラシック音楽を聞いていた時、つくづくそう思った。
教室にあるクラッシックのCDは、いいとこ取りCDで、次から次へと曲が変わっていく。 作曲家もその都度、変わるので、それぞれの個性が良く分かる。 
  それぞれのアイデアを聴いていることになる。 

「創作は、まさしくアイデア!」


  では、アイデアさえあれば、それでいいのか?

そういう風に考えがちだが、そこが問題。 

  アイデアは一人歩きできない。 
ある人が、映画のいいアイデアを持っていたとしても、映画の作り方が分からなければ、具体化できない。
  文章も同じ。 いいストーリーを持っていても、文章が書けなければ、意味がない。 

  アイデアを活かすには技術が必要。 具体化するには知識も必要。 つまり、技術と知識の両方があって、アイデアが活きる。 

  ところが、このアイデアと技術、知識の関係は、意外と厄介なのだ。

アイデアがよく浮かぶ人が、技術が足りないからと、技術を学ぼうとすることは、ほとんどないだろう。 そんな話は聞いたことがない。 
  アイデアの浮かぶ人は、自分が技術を習得するのではなく、技術のある人を探すことを選ぶだろうから。 そのほうが、手っ取り早い。 
 
  また、技術を習得し、知識も身に付けた人が、アイデアは、からっきし浮かばないということもよく聞く話。 

  したがって、技術も知識もアイデアもある人の数は、自然に限られてくる。 そこに、この理想的な組み合わせの問題点がある。



  アイデアが、まずあったら、まずそのアイデアを具体化しよう。 最初は、当然、イメージ通りにはいかないかもしれない。 技術がないのだから、それは、しょうがない。 根気を学ぶしかない。
  そうやって繰り返しているうちに、技術が少し身に付く。 技術は、魔物みたいなところがあり、そうこうするうちに、ある日、この魔物に取り憑かる。

  そうなると、アイデアは頭の中から追い出され、技術で頭の中がいっぱいになる。 当分、技術獲得の虜になり、数年経って、いっぱしの技術が身に付く。 当然、知識も。
  そうやって、アイデア、プラス、技術、プラス、知識人間が出来上がっていく。 



てーのが、最上のシナリオ。

 最低のシナリオは、イメージ通りにいかなかった最初の段階で、諦めること。 
この場合は、発展性がないので、アイデアはあるが技術がないまま、ただただ、諦めの境地にまっしぐら。

  どちらを選ぶかは本人次第だが、人生、棚からボタモチは落ちてこない。 「努力」、「忍耐」は、より良い人生を歩むための必須アイテム。


世界に誇る日本の新幹線は、技術の粋を集めた結晶だそうな。 しかし、アイデアの結晶でもある。
  もっと、言えば、努力と忍耐の結晶とも言える。 

新幹線は、一日にして為らず。 
 

  アイデアのある方、このことを肝に銘じよう。

そして、「努力」「忍耐」は、日々煎じて飲むべし。
  それができれば、未来は明るい。



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