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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・2・17(火)
「教室日記」
(一枚の紙と1本の鉛筆でできること) 

 ドローイングの基本練習に、「線の変化」というのがある。 
鉛筆1本と一枚の紙があれば、簡単にできる練習で、紙いっぱいに線を描いていく。 
  ルールがあり、できるかぎり、違うタイプの線を引くこと。 

話は、簡単だがやってみると、案外難しい。 同じような線の繰り返しになってしまう。 
  もし、紙いっぱいに色々な種類の線が引けたら、それは、そのままアートになる。

これは、ホントの話。
  
  なぜなら、絵とは、部分の変化の集合体という考え方があるので、例え、線だけでも絵になり得る。 もちろん、抽象画。 そのかわり、この練習にのめり込むと、相当シンドいことになる。 

  最近、久しぶりに、私もやってみた。 B4サイズの紙が、線で真っ黒になるまでやったが、上手くいかなかった。 
  遊び半分で始めても、絵にしようと思ったら、それなりに、難しい。
もし、本気で絵にしようと思ったら、本腰を入れないとできない。 やってみると分かるが、ほとんど、最後は格闘技状態になる。 

  それほど難しい。
 
最も簡単な作業で、最も簡潔なルールでありながら、難易度は、 から 10 のうちの くらい。
  教室で、水彩や油彩を描いている人の作業難易度は、 から くらい。
どれほど、難しいかお分かりだろう。  

  これと同じような練習ではあるが、難易度 10 というのもある。 最高難易度。 
簡単に言うと、「エネルギーの放射」。 
  「線の変化」と違って、同じような線を描いてもいいが、画面が爆発しているように描くことが、ルール。 いたって、シンプルな課題。

  自らのエネルギーを一枚の紙に、どれだけ描き殴れるか。 私も過去に何度かやってみたが、成功したことはない。 
  この場合、成功の基準は、 85 % から 90 % 描けていれば、成功かなと思う。 85 % 以上できたら美術史に、天才として名が残る。
  100 % は、残念ながら、無理かもしれない。


だいぶ以前に、「市川から来た天才」という記事をブログに載せたことがある。 
  まだ、私が杉並区の阿佐ヶ谷に住んでいた頃、当時 19 才の若者が、千葉県市川市から阿佐ヶ谷の教室に訪ねて来た。 
  その彼が、見せてくれたのが、この「エネルギーの放射」だった。 

絵のことを何も知らない若者が、紙に鉛筆で描き殴っていた。 何枚も見せてくれた。 
  親や友達に、もしかしたら、天才かもと言われ、本人は、その気になって私の所に来た。 
  肩で風を切って来たのだから驚く。 自称天才はこうしてやって来た。

結局、「エネルギーの放射」の作品は、ことごとく、失敗していたが、本人の顔には、「俺は、天才だ!」 と書かれていたので、テイよくお断りして帰ってもらった。 

  まあ、あの若者もいずれ気が付くと思うが、世の中、それほど甘くない。   
数学の世界には、未だに解けない難問がいくつか存在するという。 絵の世界でもこの「エネルギーの放射」は、難問中の難問として存在する。 
  誰にでもできる絵であるが、世界中の才能を掻き集めても、成功するとは限らない。 私の予想では、いいとこ 80 % 止まり。


  人に何かを伝えるという作業は、結局は、格闘技になっていく。
一枚の紙と、1本の鉛筆で、人に何かを伝えることは、十分に可能であるが、あなどったら、エライ目に会う。 

 
  私も、一生に一度、「エネルギーの放射」で、 80 % まで持っていきたいと願っている。 
  「線の変化」は、少し経験があるほうが有利だが、「エネルギーの放射」は、経験を全く必要としない。
  だから、子供でもできる。 私の経験は全く役に立たないため、ヘタすると子供に簡単に抜かれてしまう可能性もある。 



  と言うことで、格闘技に参加したい人は、お申し出を。 

「線の変化」でもいいし、もしかしたら、できてしまうかもと、「エネルギーの放射」にチャレンジするもよし。

  暇つぶしでもいい、格闘したい人は、是非、お試しあれ。  
上手くいけば、歴史に名が残る。 たとえ、上手くいかなくても、いい時間潰しにはなる。 
  
  それを、私が 何 になったか、添削しましょう。 
もちろん、無料で、 
  

いかが?




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