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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2014・2・10(火) |
「教室日記」
やっと教室のノートパソコンを買い換えた。 新品ではなく中古。 前のノートパソコンは、12年前に人から貰った物。 すでに、十分中古であったが、さらに12年間使用して骨董品になった。 新ノートパソコンの調子は良く、これで、自宅パソコンに入ったお問い合わせメールも、教室で見れるようになった。 ありがたい。 これから、これを骨董品にしていく所存。
さて、今回の話は、BSでよく見る番組の話をしてみよう。
NHKのBSプレミアムで放送する「コズミックフロント」という科学番組がある。 宇宙に関するあらゆることを紹介する宇宙専門番組で、私は好んで見ている。
物理学者や天文学者などのコメントを交ぜながら、コンピーターグラフィック使いまくりで、番組が進行していく。 地球と月の関係、太陽の影響、木星の衛星エウロパや土星の衛星タイタン、火星の生物痕跡探しなどから、ブラックホールの仕組み、暗黒物質のダークマターの存在など、目を洗われるような気持ちで毎回見ている。
考えれば考えるほど、宇宙は謎だらけ。 ちょっと前までは、宇宙は止まっていると思われていた。 いつからあるのかは不明だが、限りなく昔から限りない未来に向って、ただ、ただ、存在すると考えられていた。
ところが、ハップル望遠鏡で名高いハップル博士が、1929年、星々が、地球から遠ざかっていることを発見した。 宇宙が膨張していたのである。 ここから導き出されたのが、ビックバン説。 膨張するなら、始まりがある。 その膨張スピードで逆回しにすると、どこかで一点になるはず。 そこが宇宙の始まり。 その一点が、ある時、未曾有な大爆発を起こし、一秒の何分の一のスピードで、空間にエネルギーを撒き散らした。 それが、ビックバン理論。 約138億年前に、このビックバンという大爆発で宇宙はできたとしている。
膨張は今でも続いているが、その後の研究で、膨張スピードが下がるどころか、上がっていることが分かってきた。 爆発は、本来短期的なものなので、爆発によるエネルギーも収まる時が来るはず。 地球上でもそうだが、宇宙でも同じ。 エネルギーには限りがある。 物理の基本。
すると、遠い未来は、とてつもなく遠い未来だが、いつかは、スピードが落ち、止まるはず。 すると、そこで停止するかというと、ある説によると、今度は逆に収縮が始まるという。 収縮が始まると、収縮し、さらに収縮して、巨大なエネルギーの小さな塊になる。 つまり、また最初に戻る。 そして、また、ビックバンが起こる。 そうやって、宇宙は、ビックバンを繰り返してきたという説。
これが、ホントなら、人間には想像すらできない、まさに悠久の時。 悠久とは、古代中国人が考えた時間の単位。 一悠(いちゆう)は、天女が天から舞い降りてきて、地上にある大きな岩を衣でひと撫でする。 それを繰り返していると、そのうち、岩は磨耗し、跡形もなく無くなる。 これが一悠。 これが、久しく続くのであるから、まさに宇宙単位の時間認識であろう。
億年単位ということ。
まあ、億単位の年月は、想像をはるかに超え過ぎて、「あっそう」 というしかない。 地球誕生が46億年。 46億年を24時間に例えると、人類が誕生するのが、24時間経とうとする数秒前だという。 その数秒間で、人類は宇宙の誕生、宇宙の終焉までを探ろうとしている。 宇宙は、数億年、数十億年かけて変化していく。 人類は、数秒間で宇宙の謎解きをしている。 人類の効率は、案外いいのかも。
しかし、ただ確かなことは、人類の痕跡は、いずれ、跡形もなく無くなること。 それだけは、確からしい。
まあ、宇宙単位の時間なので、千年、二千年後などといった人類時間ではないのだが、なんとなく、そう考えていたら、絵を描くのが、アホらしくなってきた。
しょせん、宇宙相手では、どうにもならず、明日のことだけ考えて、後は、野となれ山となれ。
てエーーーことでしょう。
じゃなきゃ、やってられない。
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