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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・12・16(火)
まみ・1(縮小)  まみ・2(縮小)
講師 大野まみ ドローイング

「作品紹介-18」

  さて、作品紹介もいよいよ最後になった。 トリを飾るのは、大野まみ講師。 
特別教室のイラストレーション担当の先生であり、私の弟子でもある。
  普段は、まみちゃんと呼んでいるが、ここでは、まみさんと呼ぶことにする。

一言で言って、まみさんは感覚派。 感覚だけで生きているような気がする。 
  教室ホームページ、ネットコースホームページをデザインしたのは、他ならぬ、まみさんである。
  今から8年前の夏だったか、教室ホームページが完成した。 当時、その出来栄えに、えらく驚いたのを覚えている。   
  抜群のデザイン感覚である。 
  


まみさんは、今やドローイングイラストの名手だが、旧杉並教室の初めの頃は、カッチとしたイラストを描いていた。 
  まみさんは、河合君同様、旧杉並教室発足当時のメンバー。 20年前のこと。

イラストレーターを志望していたが、タブロー(油絵のような一点もの)的なイラストは、勉強になるので、私が提案し、描かせていた。 
  しかし、まみさんは、そういうのは苦手のようだった。 

ある時、まみさんが言った。

「何かは分かりませんが、もっと、感覚的で早く描けるものが、私に向いているような気がします」

  と。

今から思うと、この一言が、その後のまみさんの制作を決定付けたような気がする。

  私は、すぐに、ドローイングが頭に浮かんだ。 ドローイングは、私が専門とする描き方である。
  こうして、まみさんのドローイング修行は、その時から始まった。 

私は、ドローイングを一から教えた。 線の変化のつけ方、塗り方、考え方などなど・・・ 
  まみさんは、水を得た魚のようであった。 見る見るうちに腕を上げていった。 
  
ドローイングは、非常に感覚的で、また、早く描くため腕がないと、未熟さが露呈してしまう。 
  まみさんは、初めから上手かったのと、ちょうど教えた時期が良かったのだろう、溜まっていたものが、一気に噴き出した。
  
  


  今年の会員展には、2点出品している。 今回ご紹介の作品である。
雑誌の写真に、アクリル絵具でドローイングしている。 
  私は、この手の絵が大好きだ。 しかも、随所に女性的な感性が光る。 
この絵に理屈はない。 感じるだけ。 感覚が、自分に向かって容赦なく飛び込んで来る。 

「いいねエ―!」

  の、一言。 


絵で、もっとも心を揺さぶられるのは、感覚。 
  それが証拠に、技術にワクワクすることはない。 感心するだけ。 知識も同じ。 でも、優れた感覚は、ワクワクする。   何か体の奥底から、揺さぶられるような衝撃を感じる。 
  
  しかし、このように人をワクワクさせるような感覚は、これは修行の賜物ではない。 もって生まれたものなので、残念ながらマネはできない。 
  まみさんのドローイングは、まみさんの専売特許であり、天から授かった才能なのだ。 

  私は、まみさんを天才だと思っている。 

  



  さて、天災は忘れた頃にやって来るが、まみさんも思わぬ時に、教室に現れたことがある。 
  今年5月の土曜日、会員展のオープニングパーテイ―があった。 そのためのお手伝いは、皆にお願いするが、まみさんには、スパゲテイ―担当をお願いした。 
  パーテイーは、午後6時開始なので、4時に教室に来るように頼んだが、4時過ぎても、中々、本人が現れない。 
  気になったので、本人に電話して、今どこら辺にいるのか、聞こうと思った。 

「ハイ! こんにちは!」 

  と、明るい声が返ってきた。 自宅にいた。 
どうも、翌日の日曜日と間違えたらしい。 


  その後、これに懲りたのか、慎重になったようだが、次に現れた時は、今度は早過ぎた。

  7月に、生徒さんの送別会があった。 27才の青年が結婚して福岡に行く。 
7月の中旬の日曜日に、「夏の特別教室」があり、午後のクロッキー教室が終わった後の午後5時過ぎから、有志の送別会をすることになった。 
  まみさんも参加することに。 まみさんは、遠く西東京市の田無から来る。 1時間半は掛かる。


  さて、前日土曜日は、通常通りの授業。
教室の隅には、明日の送別会のための飲み物や、紙皿、紙コップ、ポテトチップなどの乾き物などが入った買い物袋が、何袋も置いてある。 
  冷蔵庫の中は、食材でギッシリ。


午後5時は、大人教室の真っ最中。 
  油絵を描いている人、水彩画の人、デッサンをしている人など、皆、黙々と描いている。

  そんな頃、教室の入り口ドアが開いた。 まだ、来ていない生徒さんもいたので、誰かなと思い、作業していた顔を、おもむろに上げた。 


  まみさんが立っていた。 


うろたえている。 
  手には、渡すつもりのお祝いの品を持っていた。 状況が理解できない様子。


状況が理解できないのは、私も同じ。 


「エーーーーーーーーーーーーーーーッ!!??」





  まみさんの武勇伝は、他にも色々ある。 
あれもあるし、これもある。
  皆さんも興味津々だろうが、さすがに、ここで、ばらすわけにはいかない。 
しかし、差しさわりのない範囲で語ることもできるのだが・・・・・・



「それは、また、別な話」





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