FC2ブログ
アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近のコメント

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

フリーエリア

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ

RSSフィード

<教室日記>2014・9・23(火)
高橋(成)・縮小
会員 高橋成光 油彩画

「作品紹介-8」 

  教室は、今週27日土曜日が、9月の最終日。 次は、来週水曜日10月1日から。 
  もう、10月になろうとしている。 
暑さ寒さも彼岸まで、という言い方があるが、今年は、お彼岸前に、暑さがどこかへ行ってしまった。
  9月を残暑と考えたら、少なくとも千葉県北西部には残暑はなかった。 
今では、朝晩は冷え込む。 ありゃりゃである。 


  さて、作品紹介をしよう。 作品紹介8人目は、高橋成光(しげみつ)さんの油彩画である。
  高橋さんは、昨年6月入会の60代の方。 一応、経験なしでの入会だった。 
教室で言うところの経験とは、他の教室での経験をいうため、未経験としたのだろうが、以前より油絵は描いていたようである。 
  初めてにしては、どうも絵が慣れているなと思っていたが、やはり、独学での経験はあったようだ。

  今回、ご紹介の油彩画も、数年前に旅行したグアムでの夕日を描いたとのこと。 したがって、わが教室制作ではないが、会員展出品に際し、近作で出したいものがないので、出品したとのことであった。
  2点出品のうちの1点が、今回の絵である。

しかし、結構、皆の評判が良く、私も何人かの生徒さんに、「こんな絵を描く人がいたんですね」と、コメントを受けている。
 

  わが教室の油絵人口は、少ない。 10人くらい。 
一番がデッサン、ついで水彩画、油絵は三番目。 アクリル画やパステル画になると、一人二人。 
  教室は、火曜から土曜までなので、油絵人口の10人は、バラバラに散ることが多いため、他の人の油絵作業を見る機会は、少なくなってしまう。 

  誰が、どんな絵を描いているのか、お互い興味はあると思う。 そういう意味で、刺激を受ける環境は、油絵に関しては乏しいかもしれない。 
  ただ、壁に乾燥させるため、並べてぶら下げているので、そういう意味では、ほとんど、陳列状態で、他の生徒さんの作業状態は、チエックできる。 

  実際、油絵を描く人はもとより、油絵以外の生徒さんも、陳列コーナーは、チエックしているようだ。
  キッズコースの子供たちまで、コメントする。 私は聞き流すが、結構生意気なことを言う。 


  さて、高橋さんのように独学で絵を描く人は、少なくないだろう。 私は、いいことだと思う。
  順番的にいい。

まず、油絵を描きたいと思う。 それで、とりあえず、油絵の道具を用意し、描いてみる。 
  こんな感じのものかと思う。 

よし、では、次はあれを描いてみようと、次々と描いていき数年が過ぎる。 おそらく一番楽しい時だろう。 
  ところが、ある日、ふと、不安になる。 このまま、描いて行っていいものだろうかと。 
  それで、絵画教室の門を叩く。 

いい順番だ。 いい順番と言うより、そういうのが自然な流れだと思う。
  私が言うのも変だが、
油絵が描きたいと思って、すぐに、絵画教室の門を叩くのは、何か順番がオカシイ。 

  デッサンをしたいと思い、絵画教室に来るのは、自然。 デッサンの「デ」の字も知らなければ、デッサンのしようがない。 
  水彩は、油絵と同じで、やはり、先に描いてから来るのが、自然。 

何が言いたいかというと、「やってみたい」 と、思う気持ちは、絵画教室へ足を向かわせるより、画材屋に向かわせるということ。 それが、自然だろうということ。 
  だからって、絵画教室に直行した人を責めるわけでは、もちろんない。


そういう意味で、今回ご紹介の絵を見ると、そういう本人の純粋な夢を感じる。 本人にも言ったことであるが、あれこれ、不備はある。 しかし、それに勝るものが、この絵にはあると思う。 
  だから、人が共感するのだろう。 


絵画教室は、制作のワザを教える所。 したがって、ワザは覚えるが、絵が必ずしも良くなるとは限らない。 ワザを使い過ぎるとイヤラシクなる。  

  だから、本人の描いてみたかったもの、表現したかったものが、ワザなしでも、不備があっても、素直に伝わってくるこの絵は、私には、とても、ロマンテイックな情景に見える。 

  おそらく、皆、そのことをこの絵から感じ取ったのだろう。
私には、そう思える。



スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://art21japantaya.blog121.fc2.com/tb.php/895-5b8b4b1e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)