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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2014・5・20(火) |
「教室日記」 (会員展準備)
さて、今週の土曜・日曜は、大人コースの会員展がある。 毎年の行事だが、準備は大変である。 教室の恒例行事は、大きいので四つ。 1月の大人コース新年会、5月の大人コース会員展、8月の大人コース・キッズコース合同イベントの納涼祭、10月のキッズコース教室展の四つ。 小さい行事では、大人コースの特別教室が春・夏・秋で三つ。 この中で、一番しんどいのが、大人コースの会員展である。 ウチの生徒さんは、どれだけの準備があるのか、知らないので、ここで紹介してみよう。
まず、4月に入ったら、会員展出品詳細のお知らせをする。 5月の土曜日を使うため、土曜キッズコースにも変更を知らせる。 それを、万遍なく知らせるためには、キッズコース・大人コースの両方にいつ渡したか、一人ひとりメモする必要がある。 また、同時に、会員展案内ハガキの印刷を依頼し、印刷されたら、これもまた、満遍なく渡すため、メモ。 お休み中の人には、郵送するが、中々受講に来ない人にも渡さないとならないので、リストを作り、来ない人をチェックする。
連休明けから搬入が始まる。 額入り、額なし、丸めたデッサンなど、バラバラに持って来るので、これを、一覧表に一つづつ記入していく。 一覧表には、各人の搬入日、出品作品のカテゴリー、点数、額あり、額なし、搬出日を記載。
しかし、出品作品がすでに完成している人ばかりではない。 仕上がってない人も多い。 そういう人達は、5月に入ると、皆焦ってくる。 早く仕上げたいと思っているが、だからといって、簡単にはOKを出さない。 その面倒を見ないとならない。
兼ね合いを判断する。 間に合わないと判断した場合は、制作中で出すように言う。 ギリギリだと、次に受講する時に、どこまで作業するかアドバイスする。 これもメモしておかないと分からなくなる。 出品者が多いので、焦っている人の数も何十人といる。
一にメモ、ニにメモ。 私の手帳は、会員展前は、メモで真っ黒になる。
また、出品作品数もチェックしないとならない。 多過ぎても困る。 少な過ぎても困る。 皆が皆、喜んで出す人ばかりではない。 1点しか出さない奥ゆかしい人が多い中、イベントとしてのボリュームは、当然考えるため、個別に多く出すよう頼む。
搬入された作品の写真撮影。 これも、頻繁にやることになる。 会員展2週間前になったら、お手伝いも頼まないとならない。 会員展前日の展示作業は、時間が掛かるため、何人確保するとか、会員展終了後の会場撤去作業は何人、また、初日のオープニングパーテイーのお手伝いは、15人以上必要なので、当日の買出し何人、切り出し何人、料理を取りに行くのが何人と割り出したら、各人に頼まないとならない。 予定しても、用事のある人もいるので、その場合、誰に頼むか考える。
オープニングパーテイーの料理も考えないとならないが、参加人数が分からないと、予算が組めない。 予算が組めないと、料理が決まらないので、個別に参加の有無をメールで聞く。 おおよその人数が決まったら、料理を決め、買出しの順番を決める。 飲み物や調味料、皿類等の事前に買えるものは、一週間前の教室休みの日に買出しに行く。 車で運んでも、ソフトドリンクやビール類だけでも、5階まで運ぶのは、結構しんどい。
オープニングパーテイー当日のお手伝いメモも作らなければならない。 買出しメモ、切り出しメモ。 盛り付けイメージ。 全て、口頭は避け、メモを渡せばいいようにしないと、当日、混乱する。
そして、会員展のある週が始まったら、搬入された作品の置き場所を確保し、次から次へと運び込まれる作品を、そのたびごとに写真撮影する。 油絵と水彩、デッサンは、それぞれ露出が違う。 それを一点一点チェックしながら撮影する。 その他、出品料、パーテイー代の支払いも殺到するので、その会計事務に取られる時間もバカにできない。 一日中か掛かってしまうこともある。 仕上がらない生徒さんの面倒・展示作品の最終出品数のチェック・展示イメージ・自宅調理の材料調達などなど、一辺にやらないとならなくなるのが、一週間前である。
その上、今回は、秋の展覧会用のエスキースを会員展に出品するため、その制作も雑用と授業の合間に作業する。
前日午後6時からは、展示作業がある。 展示作業は、実際に展示してみないと、展示できる量なのかは、分からない恐ろしさがある。 一番ヒヤヒヤする瞬間であろう。 どの作品はどこへ、このスペースはこの作品で埋めようとか、結構、頭を使う。
以前、これを、一人でやったことがあるが、午前0時を過ぎても終わらなかった。 そして、会員展初日のオープニングパーテイー。 1時間を軽く超える講評。 長いのである。 これについては、私の調整しだいだが、調整が上手くいったことはない。 パーテイーが終了したら、翌日の当番の人のために、後片付けをしっかりやらないとならない。 臭いの出るものは、ゴミ袋を二重にして、しっかりと結ばないとならないが、皆、酒が入っているので、毎年、適当にやられてしまう。
そのため、私が、全部のゴミ袋をチェックする。 ほとんど、メチャクチャに突っ込んであることが多い。
明けて、最終日の撤去。 二日後には、通常の教室があるため、完全に元に戻す必要がある。 そこまでたどり着けば、ホッとするが、ここら辺で、ヘトヘト。 誰か代わりにやってくれないかと、毎年、思う。
とまあ、こんなところ。 ホントのところは、もっと細かいことが色々あり、追われまくり。 だから、老境に片足突っ込んだ身としては、一にお手伝い、二にお手伝いである。
実際、疲れます。
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