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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・4・29(火)
「教室日記」
(雑感)

  絵の世界では、試作のことをエスキースと言うことが多い。 
大きな作品を描く前に、小作品で、試し描きする。 それを、エスキースと言うのだが、辞書的な解釈では、試作は、エチュードになる。 
  エスキースは、エチュードを描く前のスケッチみたいなものを指す。 武蔵美の教授もエチュードをエスキースと言っていた。 語呂がいいからか? 業界用語か? 未だ不明。

  教室は、昨日の28日(月)から来週5月7日(水)まで、休みである。 連休休み。  
ほんとは、27日(日)からであったが、この日に、「春の特別教室」を開催したので、28日からになった。  
 
  特別教室は、年3回、春・夏・秋と開催する。 教室休みの日曜日を利用し、午前と午後に分かれている。 
  午前は、パステル・抽象画・ドローイング・画面構成など、興味はあっても普段の受講時間では、なかなかやれないことを、2時間半体験してもらう。 午後は、裸婦クロッキー。 
  
  今回、色についての基礎知識と人物画だけに絞って、やってみようと思い、募集したら、10人の希望者があった。 皆、教室の生徒さん達だ。
  色の混色の仕方が分からない、また、人物が上手く描けない、と思っている人が多いことから考えた企画だったが、案の定、希望者が多かった。 

  教室を長くやっていると、生徒さんたちが、ほしがっているものがよく分かる。 
デッサン力、色の知識、人物の描き方。 

  それに、応えようと思ったということ。 

しかし、実際は11人目の参加者もいた。 R君のお母様がパステルを受講した。 
  R君は、この4月で高校3年生になった。 高専なので、5年制。 小学6年生から来ており、中学生からは、デッサン一筋。 当然、お母様、お父様とは、何度かお会いしている。 
  そのお母様から、パステルを受講したいとの申し出があり、特別にやることにした。  

  会員の方のご家族が、絵に興味を持ってくれると、これは、結構、うれしいものである。 何か、広がりを感じ、こういう仕事の有意義性まで、感じてしまう。 
  子供さん達が、成長し、手間が掛からなくなってきたので、私も「何か」と思ったのかもしれない。  



  そう言えば、私の母親も四十の手習い組。 高校の体育の教師であったが、40代の時に、小唄を習い始めた。 その後、長唄、新内と続き、新内では、いい線まで行ったらしい。 
  もともとは、祖母が小唄を習っていたので、その影響で、習い始めたようだ。 祖母は、私が小学生の時から、母は、高校生の時から。 

  だから、いつも家では、三味線の音がしていた。 

「風流でいいねエ―」

  そう、近所の人は言った。

チントン、チリトン、チントンシャン。
  
  小学生の私でも覚えてしまう。 それで、祖母が、2、3曲教えてくれた。 

「うめに~イ―イーイ、うぐいす、ほうーほけきょおーーウ~ウ――とオ――~・・・・・」

  小学生の時は、友達の前で、自慢げに唄ってみせた。

それで、母親が、習い始めた時も、唄ってみせた。 こう唄うんだよと、言わんばかりに。
  突然、母親が笑い出した。 

「バカだねえー、おまえ!」
「それは、年寄りの唄だよ」

  祖母が習っていたのは、若い人の粋な唄ではなく、年寄りの愚痴の唄だったことに、初めて、気がついた。 私は、それを覚えてしまった。 
  小唄の先生は、年代に合わせて、唄を教えていたのである。 

「アリャー!!」

  以後、人前で小唄を唄うのを止めた。

バツが悪いと言うか、なんと言うか。 小唄は、鬼門になった。
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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