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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2013・8・6(火)
花火
(教室から見た花火)

<教室日記>
(2013納涼祭)

  さて、今年も、「納涼祭」の季節がやってきた。 
「アート21納涼祭」は、お祭りなので、なんとも、楽しい。 大人教室と子供教室の唯一の合同イベントだ。

  今年は、8月3日の土曜日。 先週の土曜日だった。 
江戸川の花火大会に合わせて開催するため、メインが花火見物。 お天気が心配だった。 花火が中止では、シャレにならないし、子供たちの不満を聞きながらビールを飲みたくない。 
  運よく天候に恵まれた。 助かった! 一週間前だったら、大雨だ。

午後6時開始予定が、20分遅れ。 食材買出し係・料理運搬係・食材切り出し係と、今年も多くのお手伝いをお願いしたが、最後の食材切り出しと盛り付けが終わらないと、開始できない。
  最終的には、定時に集まった人が総出で手伝ってくれるが、毎年、時間通りには、なかなかいかない。   
  
  納涼祭は、前準備が大変だが、それは、2週間前からなんやかや私が準備する。 まず、参加者の呼びかけ。 参加者、特に大人の参加費は、一人3000円なので、大人が何人来るかで、おおよその予算が決まる。 中学生・小学生は、一人500円なので、オマケのようなもの。 
  
  予算が決まったら、料理メニューが決まる。 料理メニューが決まれば、買出しする食材が決まり、付随するその他もろもろ、例えば、鉄板焼きの油とか、サラダのドレッシングとか、紙皿等の数が決まっていく。

  結構、毎年、頭を悩ますのが景品類。 景品を少しずつ変えようと思い、今年は何を買ってこようかと、考えをめぐらす。 河合君が毎年寄付してくれる「サマージャンボ宝クジ」は、実際的な景品なため、人気が高い。   それは、そうだ。 もしかしたら3億円なので、期待してしまう。 

  大人の生徒さんで、文具関係を寄付してくれる人がいて助かっているが、今回、予定外の寄付があり、小分けしたら、37の景品が作れた。 十分である。 参加者は45名。 

  乾杯の前に、シンクの中で冷やしている飲み物の説明をした。 缶は全てお酒。 ペットボトルがノンアルコール。 
  今年、初参加の土曜教室の小学5年生のS君に、分かったのかと念を押したら、 
 
「いー仕事してんじゃない!」 
  と、言われた。

皆が笑い、私はS君の頭をひっぱたく。

  午後6時45分。 大ジャンケン大会開始。 花火が上がる前に、景品をさばかなければならない。 昨年までは、ビンゴゲームもしていたが、今年は大ジャンケン大会だけに絞った。 勝負が早いからだ。  
  担当の教室会員の K 君が全員とジャンケンし、少人数なったところで、それぞれがジャンケンし、景品を選ぶ順位を決める。 
  実は、景品は37であったが、二つ追加した。 スイカである。 スイカは私が切ったが、大玉のため、半分近く切ったところで、二つのパーテイープレートが一杯になった。 それでスイカ半分と残りを景品にした。

  午後7時15分。 華やかに開催の花火が上がった。 始まりなので、ド派手だ。 
「ワア―!!」 と、窓側に人が集まる。 同時に照明を落とす。 落ち着きが出る。 ビールタイムである。 私は、ビールが大好き。 料理は色々あるのに、ほとんどつままない。 昨年は、かんぴょう巻きと、たこ焼きを一ケ食べただけ。 今年は、ウインナーと、あとは、何だっけ?

  私の高校の同級生で、教室会員の河合君が、珍しく今回欠席した。 知り合いのフランス人一家が来日し、河合家を訪問するのが、8月3日。 短い滞日のためやむを得ない。 泣きながら(たぶん)欠席メールしてきた。 
  皆が、私に尋ねた。

「河合さんは?」
 
  河合君が欠席では、ブラックマジックができないと誰かが言ったので、さっそく、 K 君にお願いすることにした。 ブラックマジックは、河合君の十八番。 臭すぎるくらいの演技をして、皆を楽します。  
  だから、代わりを探すとなると、演技できそうなのは K 君くらいしかいない。 K 君は、そういう意味では柔軟性がある。

  玄関脇の小部屋では、K君が将棋好き少年相手に将棋を打ち出した。 K 君、大活躍。 
  彼はアマチュア将棋の二段。 大人教室の男性会員の I さんの長男が将棋好きだということで、今年初参加。 昨年は、I さんと妹の R ちゃんが参加していた。 R ちゃんは、土曜教室の小学3年生。 その R ちゃんが、勝ったら景品を頂戴と言っている。 ちょっと、甘いんじゃない!
  他の大人の生徒さんが、挑戦して、何度やっても勝てなかったと言っている。 まして、子供が勝てる相手ではない。 まあ、いい経験だ。 

「ドッドッドーン!!」 と花火の音がする。 
  花火を見る者は窓側にいる。 料理の乗っているテーブルから動かない者は、ひたすら食べている。
  飲む人は飲み続け、話に花を咲かせる人は、椅子に座って話し込んでいる。 皆、それぞれに納涼し、ひと夏のひと時を楽しんでいた。 

  しかし、それにしても、暑い。 毎年、納涼祭のお知らせには、皆にうちわ持参を促している。 天井に設置された3台のクーラーの設定温度は18度。 体感温度は28度は超えそうだ。 相変わらず、人の熱気には驚かされる。 うちわで扇いで、やっとしのげるくらい。 

  誰かが、屋上に行こうと言い出した。 つられて、数人が屋上へ。 
私は、このマンションで10年、教室をやってきたが、屋上に上がったことはない。 第一、用事がない。
  だから、どんなところか知らないし、あまり、興味がないと言える。 
戻ってきた人が、屋上は涼しいと言った。 そう言われて、初めて上がってみようと思った。
  
  屋上には、すでに15,6人いた。 なるほど、確かに涼しい。 その上、教室より2階上なので、見晴らしが良く、花火が3ケ所で上がっているのが見えた。

「ここいいね!」 と、思わず言った。 

「なんか、夏らしくて、最高だね!!」


  今年、一番の発見だった。  



会場風景ー1

会場風景ー2
納涼祭教室会場風景

田屋
ビールを飲む田屋

ジャンケン大会
大ジャンケン大会模様

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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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