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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2013・1・22(火)
Nデッサンテキスト3基礎摸写見本画・テイッシュペーパー箱

通信講座デッサン見本

<教室日記>

  教室のことは、教室ホームページを見て頂けると、だいたいどんな教室なのか分かると思う。 しかし、大人教室では、どのような指導方法なのか知りたい方もいるだろう。 それで、今回は、そういう方のために、大人教室での指導についてご説明をしようと思う。

  大人教室での講師の仕事は、三つ。 
一つ目は、初心者を対象にした基本的な技術の指導。 二つ目は、作品の作り方の指導。 三つ目は、絵の世界のガイドである。
  一つ目の基本的な技術は、例えば、デッサンだと線の描き方、カタチの捉え方、濃淡の付け方など。水彩だと、絵具の選択、紙の選択、筆使い、水加減、色使いなど、最低限知っておかなければならないことになる。 油彩も水彩と同じようなもの。 描写するための基本知識である。 
  初心者が、一番ほしがることであり、絵画教室は、それを教えている所だと思っているようだ。 
  
  一つ目は、教室に入る前に、初心者が考えることだとすると、二つ目は、教室に入ってから経験すること。
  つまり、作品の作り方の指導。 
基礎的知識が上達しても、作品が作れるようになるわけではない。 作品つくりなんて考えていないと、初心者は、言うだろうが、本人が意識する、しないに関わらず、結局は、作品つくりに精を出すことになる。 それは、確か。
 
  大工さんを例にとってみよう。 大工さんは、家を一軒作るための人である。 大工さんは、釘を打つ人だったり、のこぎりで木を切るだけの人と考える方は、いないだろう。 大工さんは、家を作ることを目的としている。 皆、自然にそう考える。 
  これと同じことを、絵に置き換えると、初心者が考えている花が描けるようになりたいとか、りんごをりんごらしく描きたいということは、大工さんの釘の打ちかたや、のこぎりの切り方と同じになる。 
  基礎とは、そういうもの。 だから、釘の打ちかたをいつまでも練習する人は、いないのである。 家を一軒作りたくなるだろうし、リンゴが上手く描けるようになれば、自然にいくつも並べて、セザンヌの絵のように静物画としての作品を作りたくなる。
 
  しかし、作品を作るには、経験と知識が必要である。 釘の打ちかたと、のこぎりの切り方が上手くなっても、家を一軒作れるものでないことは、お分かりだろう。 それと同じ。 
  つまり、基礎技術の上に、作品作りというもう一つの技術が必要である。 それが、講師の二つ目の仕事という話。 作品の作り方の指導。   

  さて、三つ目は絵の世界のガイドだが、簡単に言うと、絵の道は、一本道ではなく、枝分かれした迷路であるために、ガイドがいるという話。 ガイドの話は、昨年のブログで述べたので、覚えている方もいるだろうが、絵画教室の先生は、絵の世界のガイドという話。 
  主に、10年以上の経験を持つ人が対象である。 10年以上の経験を持つと、迷い・欲・スランプを一通り経験する。 特に、迷いと欲が難物で、間違った道に誘い込まれやすい。 それを、正すのも講師の仕事。 これが、三つ目の仕事。 絵の世界のガイド。

  つまり、講師の仕事の一つ目が経験1年未満の初心者、二つ目が10年未満の中級者、三つ目が10年以上の上級者が対象だと、大雑把に言えると思う。 

 とまあ、こんなところだが、少しは、お分かり頂けたかな?

何事も、深さがある。 水深10メートルの世界と、100メートル、1000メートルの世界では、見える景色が違う。 だから、面白いのだが、充分に楽しむためには、ナビゲーターは必要。 
  今回は、そういう話。
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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【2013/01/25 04:38】 | # [ 編集]


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