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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2012・8・7(火)
Nデッサンテキスト3基礎摸写見本画・テイッシュペーパー箱

通信講座デッサン見本

<教室日記> 

  先週の土曜日、午後6時から「アート21納涼祭」を開催した。 毎年8月の一週目の土曜日に江戸川花火大会がある。 それを教室から見物しながら納涼しようというもの。 
  今年の参加者43名。 一昨年は32名なので、教室は、人でごった返した。 昨年は、地震のため、花火が中止になったので、納涼祭も中止。 二年ぶりの再開である。

  お手伝いも、総勢18名。 当日の買出しが8名。 料理の運搬が5名。 野菜などの切り出しが5名。 買出しは、包丁を入れるものを、先に持って来てもらうので、二手に分かれるため人数が多い。 
  橋崎講師をはじめ、中三の息子のY君、会員のSさん、多摩美のNちゃん、妹の中一のSaちゃん、高一のR君、中一・中二コンビのT君とK君。
 
  料理の運搬係りは、20代の若者男女が、JR西船橋駅で待ち合わせて、教室と反対側の南口から歩いて6分の私の自宅マンションまで、料理を取りに行く。 
  オデン鍋・鶏の唐揚げ・ポテトサラダ・サケのマリネなど女房殿の手作り。 量があるため、教室まで約15分の距離を炎天下の下、歩かねばならない。 それで、若い人だけを選んだ。 和気あいあい喋りながら、運んで来ると予想した。

  最後の出番が切り出し。 買出しや運搬担当が帰ってきてから手伝ったので、実際は、8名以上で切り出して、3、4人が盛り付けしたが、それでも、開始時間の午後6時を回ってしまい、20分過ぎたところで、とりあえず乾杯し開始した。

  ここまで来ると、私もホッと一息だが、7時15分過ぎると花火が上がってしまうため、さっそくビンゴゲームを始めた。 
  担当者は、橋崎講師と運搬掛だったK君にお願いした。 7時近くになり、ジャンケン大会の宝くじの景品をビンゴゲームの景品に追加し、K君にジャンケン大会に切り替えてもらう。 
  K君と全員がジャンケンし、勝ち残った者が景品をゲット。 あっと言う間にさばけて、7時15分に滑り込みセーフ。
 
「ドッドーン」とオープニングの派手な花火が上がった。 「オー!」 と 歓声も上がる。
  部屋の照明を落とすと、落ち着きを増し、ここからが納涼祭という感じになる。

小学4年の二人組、KaちゃんとMiちゃんが、もらった景品を私に見せる。 うれしそうだ。
  しかし、こんなことを言った。

「あのジャンケンの人、強すぎ!」

  他の子も同じことを言ったので、「それは、次回考えなくちゃいけないね」 と言ったが、可笑しかった。
 
  今回、中一になったAちゃんが参加した。 昨年の4月に中学受験のため土曜キッズコースを辞めていた。 小学3年から来ており、4年生・5年生と納涼祭には参加。 私も中一になったAちゃんに会うのが楽しみだった。 

「先生!」
 
  5時前、切り出しの準備している時、Aちゃんに、そう声を掛けられた。 顔を上げると、相変わらず、かわいい顔をしたAちゃんが、少し背が伸びて立っていた。 
  
  Aちゃんは、美少女である。 会員の22才のMさんが、「この子は、芸能人ですか」と、言ったくらい目がパッチリしていて、色が白くほっそりしている。 6時開始なのに、5時に来たのは、手伝うつもりだろう。 納涼祭では、いつも手伝っていたので、要領は分かっている。 早速、切り出しを手伝った。 サラダ担当。 
  あれはないか、これはどうするのかと、一々聞きに来た。 何か張り切っているように見える。 久しぶりのお手伝いを楽しんでいるのかなと思った。 

  今日は、土曜キッズで一緒だった中三のMiki・・ちゃんも後から来ることになっていた。 「Aちゃんが来るなら、私も出る」と言い出し、初めて参加する。 
  6時半過ぎ、シメキリの表示をしてあるドアを開けようとした者がいた。 鍵を開けて少し開いて覗いた。 下には、おでんの鍋があるので、十分に開けられない。 Miki・・ちゃんだった。 開けたドアから入ろうとした。

「ダメダメ!あっちのドアから入れよ!」 「シメキリって、書いてあるだろう」 と私が言うと、
「えーっ! めどくさ!」

「今の誰だか見た?」とAちゃんに聞いた。 Aちゃんは笑って頷いた。 

  Aちゃんは、大人しい子で、朗らかな一面、性格的にちょっと、か細いところがある。 それを知っているMiki・・ちゃんが、一人では可哀想と思ったのではないか。 Miki・・ちゃんは、いつもふてぶてしい態度を取るが、やさしいところがあった。 小学一年からの付き合いなので、手に取るように分かる。

  教室の作業用流し場のシンクの中に水と氷を入れて、その中にビールやジュースなどを浸けると、よく冷える。 冷えなかったのは、教室の温度。 無理矢理18度に設定したが、人数が多すぎるため、案の定冷えない。 それで、事前にうちわや扇子の持参を促した。
 
「先生のメールで、扇子を持ってきたけど、ホント正解ですね」

  9時にお開き、花火は8時半に終わっていた。 料理が大分残った。 お持ち帰りパックを出し、持ち帰りを呼び掛ける。 数人が詰め始めるくらいなので、残ったものは全部ゴミ箱に捨てますと言うと、他の人もやっと積極的に詰め始める。 何事も要領である。
  テーブルの上を片付け、サッパリさせて二次会。 10人ほどが残った。 午後10時半過ぎ解散。

  こうして、料理も人数も前準備も当日準備も、また楽しさも多い、納涼祭が終了した。
 
今回も大変な思いをした。 何回も車で事前買出しの飲み物類や、調味料類、食器を運んだ。 事前買出しメモ、自宅料理買出しメモ、当日買い出しメモ、人海表、盛り付けイメージ等々、一人プロデュサーのやることは、多い。 全体のカタチを作って、それを皆に一つづつ頼まないとならない。 大変な思いをするけど、やはり私が一番好きなのは、納涼祭かな。 

  夏だし、花火だし、このあと2週間の夏休みだし。


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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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