fc2ブログ
アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

最近のコメント

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

フリーエリア

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ

RSSフィード

<アート一口講義19>2012・3・13
ネット水彩画テキスト3模写見本画・シクラメン

通信講座水彩画見本

「カタチのチェックの仕方」

  もののカタチには、内側と外側がある。 内側とは、カタチそのもの。 外側とは、カタチの周りの空間のカタチのこと。 もっと、分かりやすく説明しよう。 例えば、A4の紙があったとして、そこに三角形を描く。
  それから、その三角形をハサミで切り取る。 すると二つの三角形ができる。 切り取られた三角形と三角形の穴の開いた残りの紙である。 切り取られた三角形を内側、残りの紙を外側とする認識である。
  カタチのチェックは、この外側でする。 外側には、内側の歪が、そのまま反映される。 それで外側でチェックすると、簡単に間違いを発見できることが多い。 内側を10回見ても、微妙な歪は、発見しづらいが、外側を見たら1回で分かったということがある。 このことを今回覚えよう。 
  カタチは感覚なので、しっかりしたカタチの把握は、日ごろの鍛錬しかない。

<教室日記>

  土曜日のキッズコースに、小学3年生のS君がいる。 この子がよく喋る。 ある時、他の男の子が休んだため、男の子はS君だけになった。 あとは、女の子が6人。 こういう場合、男の子は独りになるので、静かになるはずである。 しかし、違った。 いつもよりウルサイ。 独り言なのか、全員に向かって喋っているのかは、不明だが、アッチコッチから「ウルサイ!」の非難の声。 
  ある子が、言った。 「1分間黙っていて」  「1分間ならできる」 と、S君が言ってから急に静かになった。 1分後また喋り出す。 「5分間静かにして」と、別な子が言った。 また、静寂が訪れたが、なぜか、1分後にまた喋り出した。 「約束が違うじゃないの!」と、ブーイングの嵐。 
  S君が言った。
「5分間も息止めていられない」


「後日談」

  その後、S君はというと、相変わらず、よく喋っている。 スイッチのないテレビ状態。
  ある時、S君に聞いてみた。 
「君のお喋りには、OFFスイッチはないの?」「頭の後ろとかに、スイッチがあるんじゃないの?」
  すると、S君が言った。
「先生、OFFスイッチならあるよ」「ここ! ここ押してみて!」
  と言って、股間を指差した。
「それは、スイッチじゃないよ。 レバーだよ」
スポンサーサイト




テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://art21japantaya.blog121.fc2.com/tb.php/764-2fef1a76
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)