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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<アート一口講義16>2012・2・7
N水彩画テキスト見本画・夕焼け空(予備)
通信講座水彩画見本
「紙の知識」

  経済産業省では、「生産動態統計分類」という分類の仕方があるようだが、絵を描く者の知識としては、一般的に大きく分けて洋紙と和紙の分類で済む。 そういう分け方でいくと、絵に関係しそうな紙は、洋紙では、コピー用紙・ケント紙・クラフト紙・画用紙あたりか。 和紙は、書道の時に使う薄い和紙から始まり、みつまた、鳥の子、こうぞう紙あたりか。 その他の和紙では麻から作る麻紙があり、一般和紙と違って、特大サイズの2m・3mサイズがある。 和紙はタタミサイズが一般的には限度。 
  絵を描く者にとって、馴染み深いのは、何と言っても画用紙であろう。 画用紙は、全判(四六版)(788mm×1091㎜)と、全判の4分の一の四つ切(392㎜×542㎜)、八分の一の八つ切り(392㎜×271㎜)などがある。 但し、このサイズは、スケッチブックのサイズとは別。 スケッチブックは、キャンバスのFサイズが一般的。 

<教室日記>

「ピカソに泣いた日」という以前の話。
  
  「先生。 ピカソ知ってる?」
 
小学3年生の女の子、Mちゃんが聞いてきた。 土曜日の子供教室。 他に4年生、5年生の姉妹。 年長と2年生。 皆、女の子である。 ピカソを知っていることに、ちょっと驚く。 どう説明しようか? と、考えた。 聞かれてから、ちょっと間が空く。
 
  「先生! ピカソ知らないんだ!!」 と、いきなり別な子に言われた。 面食らった。 トンでもないことを言う子供達だと思ったが、しかし、時遅し、子供達は、そう決め付けると、皆で騒ぎ出した。
  子供達は、先生の失態を特に好む。 慌てて、ピカソの説明をした。 
「エーと、ピカソは、ものすごく長い名前なんだよ」 「ジュゲムジュゲムみたいに、とても長くて、最後が、パブロ・ピカソなんだ」
  「知ってたか?」 
誰も聞いてない。 皆、シラーとしている。 静寂が訪れた。 とても長かった。
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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