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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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写真を読む <大人コース(中・上級)レベル> 2/2 

(つづき)


   そこで、写真を読むという、秘策が登場する。写真をそのまま、眺めたのでは、情報量が足りない。だから、写真に写っていない情報を補足する行為が、写真を読むということになる。


写真は、よく見ると、三次元の情報を、暗示するような、箇所があちらこちらにある。これを、見付けるか見落とすかが、絵の出来上がりに影響する。


暗示するものを見付けたら、それを頼りに、後は想像力を駆使し、写真に写っていない情報を補足する。


 写真をそのまま描く人は、写真の表面を追い、薄っぺらい絵を描くことになる。写ってない部分を補足する人は、三次元での印象に、少しでも近づけることができる。


 この差は大きい。しかし、写ってない部分を補足できる人ならば、当然、実物を描くほうが、数段楽だし、リアリテイーも増すと考える。


 だから、写真を描くのは、最後の手段になるわけである。


 お分かりだろう、写真を見て描いては、実物を見て感じた、感覚は、半減し、その上、主導権は、写真にある。これを、思いどうりにするには、相当な年季がいる。


        つまり、写真を見て描くのは、想像以上の難しい作業になるのである。


「写真を見て描くのは、難しい。そう心せよ。」

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