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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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アート徒然日記 ‘10/11/10(水)
<キッズコース教室展あれこれ>

   今年は、キッズコースの教室展を、10月30日の土曜日と31日の日曜日に開催した。

昨年は、インフルエンザの流行のため開催を取り止めた。 一昨年の土日の二日間で、100名を超える盛況であったので、インフルエンザの脅威が叫ばれる中、キッズ関係の100名を超える催しものは、自粛せざるをえなかった。 

  久しぶりの教室展である。 
今回つくづく思ったことは、父兄祖父母の来場である。 誰々のおじーちゃん、誰々のおばーちゃんと、色々とご紹介された。 普段のお迎えの時では、親御さんのお顔を拝見する機会は多い。 しかし、おじーちゃん、おばーちゃんとなると、中々お目にかかれない。 

  また、親御さんが子供の絵の発表会に熱心なことも、良く分かった。 皆さん熱心である。
今年は、30日の土曜日に台風の上陸騒ぎがあり、来場者があるかどうか心配したが、30日だけで、60名近くの見学者があり、驚いた。
  天気が一番心配された午後には、一時期30名以上の方で教室は賑わった。 正確な人数は分からないが、あれよあれよと言う間に、教室は人で埋め尽くされた。 
教室の子供たちで教室展に来れる子は、当番として普段の授業時間の1時間半と同じ時間だけ当番することになっている。 当番といっても、自由時間であり、お菓子とジュース類を振舞っている。 皆、てんでに遊びまわっている。
   
  そんな中、土曜教室の中学1年生の女の子Mちゃんが、友達二人を連れて来て、午後1時から4時までの3時間会場でダベッっていた。 Mちゃんは小学1年生からおり、中学生になっても、後輩の友達と一緒にいるのが楽しくて、辞めないでいる。

  会場には、お菓子とジュース類がある。 無くなるとまた出す。 Mちゃんがまた出て来たと、2時間以上粘った後で言ったので、「君らの分ではありません」と釘を刺した。
  水曜教室の女の子達、6年生二人と1年生、そして4年生の男の子がグループ制作の大きな模造紙に絵を描いている。 模造紙はすでに展示されているのであるが、絵が途中なので、土曜日の当番の時に続きを描くと予定していた。 会場入り口の小部屋のテーブルを独占して、作業していた。 時折、皆でお菓子を調達に行く。

  2年生の女の子二人組み、KちゃんとMiちゃんが、私のところに来て言った。 「先生!飴が良いのがない!」 
教室では、普段の日に飴を3ケあげる。 子供たちはそれが楽しみで、好きな飴を先を争って取り合う。
  「今日は、発表会なので普段の日とは違うよ。 だから、お菓子が出ているんじゃないの。 飴はガマンしなさい」と、私が言う。 
「えっー!!」 
  
  5年生の女の子Aちゃんが、先ほどから4年生のHちゃんと、何やら絵を描いている。 自由画コーナーとして自由に絵が描けるテーブルを用意したが、暇になると、このテーブルが賑あう。
  隣では、5年生のSちゃんが、やはり絵を描いているが、暇つぶしなので、ほとんど意味不明である。 私が覗くと、「!見ちゃダメ」と言う。 普段の教室では、意味不明なものを描くと、私に怒られるので、先手を打っているつもりらしい。

  二日目の終わり近くに、金曜教室の6年生の男の子、K君と木曜教室の4年生のD君だけになった。
帰る時に、ビニールの小袋を二人に渡し、「それに入るだけ、お菓子を持って行って良い」と言った。
  お菓子も、飲み物も大分残った。 K君に「これも持って行って」と、半分ほどになったサイダーの1リットルボトルとほとんど減ってない開けたばかりのコーラの、やはり1リットルボトルをあげた。 「えっ!本当に良いの!?」と、このイタズラ坊やが言った。 普段の金曜教室では、私に怒られてばかりいる。 疑り深い。 「炭酸系は、開けたらどうしようもないので、持って行って良い」と言うと、ようやく安心して持ち帰った。 もう一人には、別の飲み物をあげた。  
  
皆が喜んでくれるので良いものの、準備は大変である。 前夜には、5時間以上絵を貼り続けないとならない。 見える所、全て(天井にもほとんど全て)に貼っても、まだ張り切れずに山済みにして置いてある。 来場者は、その数の多さに驚く。 
  終われば、撤去である。 一日置いて翌々日には、正常どおりの授業が出来る状態に戻さないとならない。 それを全て一人でやる。

  今年も、それをやり終了した。 来年は、今いる子供たちの何人がまた教室展に出品するかは、分からない。 しかし、来年も展示を頑張ろう。 やはり皆が喜ぶから。 

今回も、またそう思った。
    


田屋のアート講義は、‘09/4/23(木)を以って終了しました。

「研究所レベル」・「大人コース(中・上級)レベル」・「大人コース(初級)レベル」・「キッズコース」・「高齢者のための絵画指導」の五講義(各60テーマ)は、左欄のカテゴリーで、閲覧出来ます。
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