昨日は、寒いような、気候。なつかしい。 確実に秋に向かっている。
高校時代のことである。
映画の内容は、リー・マービン主演の西部劇で、他3人のその道のプロフェショナルが集まり、雇い主の依頼で、彼の拉致された奥方を、救出する物語である。それぞれの特技を生かし、物語が進む。
私が気に入ったのは、各人が絶対に必要である点である。各人が、その道のトップである。お互いに尊敬しあう関係は、見ていて気持ちがいい。
私もそうなりたいと、思った。それが、高校時代。今、思うとそれが、私の原点だったように思う。絵の道に進んだのも、技術系志望だったのではと、今思う。
技術系で大事なのは、やはり、技術の習得である。これは、地道な作業となり、好きでないと出来ない。また、目的を持つことも大切である。なんのために、技術を習得するのか。
絵は厳密には感覚系に属するが、若者は、技術を好む。習得したことの目安が分かりやすいからである。したがって、一時期技術系になる。最も苦しい時期である。
今の私は、若い時に手に入らなかった、技術、知識がある。私の目的は、未だ達せられていないが、基本的なことで、イライラすることは、ほとんどなくなった。
私が憧れたプロフェッショナルには、知らないうちになっていた。しかし、楽ではない。僅かな希望、夢を頼りに、続けることもある。継続こそ力である。
よく世間では、夢を持つ若者に、こう言う、「やってダメだったら、諦めろ」
しかし、プロの道はそんなに甘くない。ダメで、諦めるのなら、始めからやらないほうが良い。諦められること自体に問題がある。
プロフェッショナルになりたければ、諦めないこと。何がなんでもなること。何がなんでも。そういう諦めの悪い人間だけが、プロになれる。そういうものである。
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