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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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アート徒然日記 ‘10/3/9(火) |
<昔言われたこと>
10代の頃、わが師匠の映周先生に言われたことがある。 「絵を描くということは、泥沼を這いずり回るようなものだ」 「しかし、例え小さくても僅かな光が見えるまで諦めない者しか、絵描きにはなれない」
思い出すに、私の10代後半は、生意気が服を着て歩いているようであった。 20代は、自信が服を着ていた。そして30代は悩みが服を着ていた。 20代後半から絵に行き詰まり、必死で抜け出すことを考えていた。 30代は泥沼。 私が落ち着いたのは、40代になってからである。 40代前半に、久しぶりにあった人に、「田屋さんは変わったね」と言われた。「昔(30代の頃)は、もっとギラギラしていてイライラしていた」と。 そういういう風に見えていたのかとビックリした。 確かに、私が絵に何かを掴んだと思ったのは、40代になってからである。
気持ちは落ち着いたが、悩みは吹き出もののように湧き出す。
40代に新たに湧き出た悩みは、その後長引いた。45歳の時に銀座で個展をした。その会場に知り合いの武蔵野美術大学の教授が見に来た。 その教授が、私の絵描き友達にその時に語ったことを、その後5・6年経った頃にその友達から聞かされた。 「田屋さんは、終わったね」と言ったらしい。
絵が行き詰っているということである。それを聞かされた当時、私は絶不調であった。出口のない場所をうろつき回っていた。教授が言ったことは、図星である。 私に光が見え出したのは、そう言われてから、さらに4・5年経った頃である。ようやく長いトンネルを抜け出した。 人に言われたことが、ズシリと胸に来ることがある。 10代の頃、映周先生に言われたことは、今になってズシリと来た。
田屋のアート講義は、‘09/4/23(木)を以って終了しました。
「研究所レベル」・「大人コース(中・上級)レベル」・「大人コース(初級)レベル」・「キッズコース」・「高齢者のための絵画指導」の五講義(各60テーマ)は、左欄のカテゴリーで、閲覧出来ます。
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