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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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アート徒然日記 ‘09/08/04(火)
<ゴングが鳴る>

   先週の土曜日、わが教室の夏のイベントである「納涼パーテイー」があった。

大勢の参加者があり、大盛況であった。江戸川の花火も、何とか無事見ることが出来た。メデタシ、メデタシ。
   何しろ、今年は天気が悪い。2~3日前から天気の心配ばかりをした。大人は、まだしも、子供は花火見物を楽しみにしている。花火中止では、シャレにならない。

   昨年は、橋崎講師がほとんど一人で買い物をして、大変だったので、今年は買い物部隊の人数は確保した。飛び入り参加もあり、7人で買い物に行ってもらった。

   小学4年のAちゃん・Sちゃん・H君の3人、女子高校生のNちゃん、24才の青年K君、同じく20才代のSさん、そして橋崎講師。

   教室には、中学1年のMちゃんと母上が手伝いに来ている。汚れた作業テーブルを洗剤できれいにしてくれた。橋崎講師の二人の子供、小学6年のY君と妹の5才になるSちゃんはお留守番。
   Y君が、何か手伝うことはないかと、聞いてきたが、さすがに今は間に合っている。教室のある建物は、公園と隣接している。二人には、下で遊んで来るように言った。

   納涼パーテイーは、午後6時からである。4時までのキッズコース終了後、2時間で準備をするため、お手伝いの人数は多いに越したことはない。
   4時半過ぎ、ポテトサラダとミートスパゲッテイーソースの仕込みで、大野まみ講師が、遅れて到着。

   しばらくして、買い物部隊の第一陣が、到着。フルーツやサラダ用野菜を持ってきた。包丁を入れるものは、最初に持ってきてくれと頼んでいた。
   4年生のSちゃんとH君と青年K君が、バタバタと入ってきた。SちゃんとH君の表情が溌剌としている。二人がこの作業を楽しんでいることが、見て取れた。こういう作業は、小学生にとって意外と楽しいものである。

   皆と何かをするという、共同作業の仲間意識みたいなものが、一瞬生まれる。なにしろ、SちゃんとH君は、土曜教室では、普段喧嘩相手である。
   納涼パーテイーは、大人コースの催し物だが、今年は、土曜教室の子供たちに声を掛けた。

   5時過ぎ買い物部隊の全員が帰還。お疲れ様である。
あと1時間、準備が忙しい。

    仕出し弁当屋さんに頼んでいた料理が、到着。最後にスイカを切って、準備完了。差し入れの料理を加えると、豪勢なパーテイー料理が出来上がった。結構なボリュームである。集まった人たちは、満足そう。
   時間前にH君が食べ始めていいかと、言ったので頭を叩いた。

午後6時過ぎ乾杯。パーテイーの始まりである。料理の前に人混みができる。
    
   花火が7時15分からなので、その前にビンゴゲームとジャンケン大会をする。ビンゴゲームの景品は、絵に因んだもので、携帯水彩セットやミニスケッチブック、ミニイーゼルなどである。
   ジャンケン大会の景品は、河合さんの寄付による宝くじ10枚。それを3枚・3枚・2枚・2枚に分けた。
   私とジャンケンをして勝ち抜いた者が、景品を一つゲット。アイコは、負けである。
   全員参加が4回ある。一番の盛り上がりだ。アイコだった者のため息が、その都度大きく聞こえる。

   やはり、宝くじは人気がある。

7時15分花火が、ドッドーと上がる。部屋の明かりを暗くした。皆が教室の右半分に寄る。
   「オー!」と歓声が上がる。

部屋を暗くしたので、落ち着きが出た。皆、てんでに和む。
8時頃、河合さんがブラックマジックをやろうと言い出す。レッドマジック、イエローマジックなどがある。
   簡単に言うと、誰かが決めたもの、瓶とか、食べ物を、何も知らない河合さんが当てるというマジックである。
   アシスタントが、「河合さんが、当てようとしているのは、これですか?」と、次々に指差していく。
   河合さんは、考えるような仕草をしながら、「違う」と言いながら、結局ズバリ正解するというものである。

   アシスタントに高校1年生のNちゃんを指名したが、河合さんと打ち合わせ通りに進まない。河合さんが答えをはずすので、子供たちがブーイング。
   
   Nちゃん交代。

今度は、私がアシスタント。河合さんと打ち合わせをしていると、子供たちが来て段取りを聞こうとする。聞かせてなるものかと、ドアの外に出た。
   
   ブラックマジック、レッドマジック、イエローマジックと、結局全部やった。タネは簡単なのだが、気が付かなければ、分からない。マジックだからそんなものだ。河合さんの演技がクサイ。タネを知っているので、可笑しくってしょうがない。

   なんだかんだで、話し込んでいるうちに、午後9時になろうとしている。
花火は、とうに終わっていた。一本締めで、終了。
   誰も帰らない。料理は、山のように残った。持ち帰りにご協力願った。

「もったいない!」

   6人で、駅前の赤提灯で、2次会をやった。ここまで人数を絞り込むのには、テクニックがいる。   十何人いたのでは、どこも入れない。

こうして、夏のイベントは終了した。今年も良い思い出になった。私の唯一の夏の楽しみ。
   あとは、秋の展覧会のための制作が待っている。正念場である。

ゴングが鳴る。今年も正念場のゴングが高らかに鳴り始めた。避けて通れぬ無情のゴングの鳴る音がする。
   
   私の楽しい夏は終わったと思った。




田屋のアート講義は、‘09/4/23(木)を以って終了しました。

「研究所レベル」・「大人コース(中・上級)レベル」・「大人コース(初級)レベル」・「キッズコース」・「高齢者のための絵画指導」の五講義(各60テーマ)は、左欄のカテゴリーで、閲覧出来ます。
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