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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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調子の悪い時 <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘09/4/16(木)
   誰でも調子の悪い時はあります。体調はもとより、精神的なこともあります。
そういう時は、どういう考え方をするか?  そんな話です。

   体調が悪ければ、絵は描かないでしょう。第一描く気がしませんね。絵を描くのであれば、気分が乗った時に、気持ちよく描きたいものです。
   だから、体調の悪い時に、絵を描かないのは、しかたないことです。

では、気分が乗らない時は、どうなりますか?
   今度は、精神的なことです。

気分が乗らない理由にも色々です。
   体調が良いのだけれども、いざ、描こうとすると、描き出す踏ん切りがつかないことがあります。
   このような場合で、前回の時に絵を失敗したとか、上手く行かなかったとか、そんなことが尾を引いていることがあります。

   上手く行かなかった後は、嫌なものです。それは、分かります。また別なものを描くにしても、テンションは下がってしまっているので、中々上がってこない。
   
   こんな場合、たいていは、この次にしようと考え、描かないことが、ほとんどだと思います。
   普通、そうなっちゃうでしょう。

もちろん、気分が乗るのを待つという方法も、悪くはありません。
   でも、こういう時だからこそ、描くという考え方もあります。

気分というものは、変わりやすいですよね。次に絵を描いた時に、上手く描けたら、一度で気が晴れるということがあります。
   もちろん、その逆もありますが、大事なことは、あまり気にしないことです。

上手く行かなくとも、明日の日は昇ると、おおらかに考えましょう。晴れた日もあれば、曇りもある。上手く行かなくとも、そういうものに対する免疫を作ることが、絵を描く上で、大切なことになります。

   私が、指導に行っています、ご年配方の絵画サークルで、最近辞めた人がおります。
   理由は、描けなくなったということらしいです。
その方は、毎回絵を描いては、私に見せてくれました。結構な年月描いている方です。

   どうして、描けなくなったかは、分かりません。
辞めた理由を、他の生徒さんに聞かれましたので、本人が私に言ったことを、そのまま告げると、「私なんか、万年調子悪いのに」と、言ってました。

   万年調子悪くとも続ける人と、調子が悪いと言って辞めてしまう人との差は、微妙です。
   気持の持ち方次第ということです。

絵の神様は、続けた者にしか、微笑みません。
   辞めてしまったら、それまでです。

もったいない。   
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