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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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題の付け方 <大人コース 中・上級レベル> ‘09/4/8(水) |
作品を描いたら、題をつけましょう。
わが教室でも、題を考える人はほとんどいない。 教室展の時に慌てて題を付ける。
題の付け方は、付かず離れずと、「新制作」の田澤先生が言っておられた。直接的な題ではなく、かといって離れすぎないということである。
ダリの題の付け方は、個人的意見を言えば、離れ過ぎのように思う。意味が良く分からないものが多い。
題があまり難解なのも、問題を残す。 そんなこと、本人の勝手だろうと、思ってはいけない。人に見せた瞬間から、そういう考え方は出来ない。
さて、たいていの人は、描いてから題を考えると思う。題があってそのイメージで描き始めることがないとは言えないが、珍しい。
田澤先生が言っておられることも、描いてからの題のつけ方である。 だから、描いてから題を考えるとしても良いだろう。 題は描いてから考える。
人間のすることなので、描き始めから描き終わりまで、一定のイメージを追いかけるとは、限らない。 描いていくうちに、変更変更の繰り返しをすると言って良い。 それで、描き始めのイメージは当てにならない。つまり、描き始めの題があったとしても、使えない可能性は大であろう。
では、出来上がった絵を前にして、制作者は何を考えるかである。それによって題が色々出てくる。
よく「静物」と言う題を油絵で見かける。テーブルの上に花瓶や花、果物を置いた絵を見たことがあると思うが、「静物―1」とか「静物―2」とか、まるでやる気のない題を付ける人は多い。
なぜ、ほとんど意味のない題を付けるのであろうか?
これには、たいていハッキリとした理由がある。たいていの場合、こういう作品は、習作の場合が多い。習作なので、こういう題を付ける。習作には、題はつけないのが普通である。 それで、しいて、習作―1とか習作-2とか便宜上付けている。。
題は、作品にとって、どれほど重要かは、難しい問題である。なくとも良いと言えば、言えるし、必要であるとも言える。 しかし、名無しのゴンベイでは、整理上も、鑑賞上にも不便であることは間違いない。整理番号がなければ、その作品を語る時、何と言えば良いのか?
題は付けましょう。自分の記憶上でも題は、必要である。
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