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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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音楽を聴きながらの制作 <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘09/3/6(金) |
音楽を聴きながらの制作は、いかがでしょうか。
もうすでに、音楽は欠かせないと思っている方も、いるかもしれません。 私は、ビートルズ世代ですので、音楽は、特に洋楽が好きです。私の同世代はほとんど全員と言っていいぐらい音楽を身近に感じています。
しかし、我々の親の世代は戦争体験があり、音楽に親しんだ経験がない人が多いようです。現に私の絵の先生は、音楽に関心がなく、制作しながら音楽を聴いているのを見たことがありません。 制作中の音楽という発想がないのだと思います。
確かに制作も佳境に入ると音楽どころではありません。しかし、制作にも色々な段階があり、音楽を聴きながら、のんびり描く時もあるのです。
そこで、音楽を聴きながらの制作の、良い点を挙げてみましょう。
まず、一番良いと思うことは、リラックス感です。音楽は心をリラックスさせたり、リフレッシュする効果があります。 絵を描くのに、必要以上の緊張は得になりません。体を楽にさせて、心をリラックスして望みたいですね。その上、リフレッシュ出来れば申し分ありません。
二番目が、イメージ性の増進です。 音楽を聴くと、触発されるように、イメージが膨らむということがあります。 これから、描こうとする絵のイメージを膨らませるような音楽を選ぶと、自然にイメージが湧いてきて、制作環境がすこぶる良好になるということです。
これは、有り難い事です。
三番目が、集中力の測定です。 これは、分かりづらいかもしれませんが、こういうことです。
音楽が、聞こえなくなったら、集中しているということです。 無音の状況だと、いつ集中したか分かりづらいです。制作は、集中と非集中の繰り返しをします。通常の作業だと、50%・50%ぐらいが、普通でしょうか。
半分は、制作以外のことを考えているということです。 と言うことは、集中時間が、50%を超えると、集中し出したと言えると思います。つまり、音楽が聞こえない時間が長くなるわけです。 もし、音楽がうるさくなったら、相当集中し始めたと言えます。
逆に全時間音楽が聞こえていたら、その制作は、心をリラックスするための手段ということになってしまいます。つまり、制作のための音楽ではなく、音楽のため、リラックスをするための、制作ということですね。 リラックスが、主になります。制作はオマケですね。
日常生活ですから、そんな時があっても良いと思いますが、制作は進みません。
制作の不思議がありますが、気持ちがリラックスし過ぎると、絵が意外と上手くいきません。イライラして最悪の制作心境の時に、良い絵になることがあります。
これは、制作の皮肉として古来、絵を描く人を悩まし続けてきました。未だに解明されない心の神秘です。
ということで、集中して出来たとか、出来なかったとか、集中度を測る目安としての音楽があるということです。
以上三つの効果が考えられます。
いままで、音楽のことは、考えなかった方、音楽はうるさいものだと、思っていた方は、是非一度、試して下さい。 絵は、楽しく描きましょう。そのための環境アップになるものがあれば、有り難いと言う話です。
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