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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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風景画は最初にこう描け <大人コース(初級)レベル> ‘09/2/10(火)
   以前、風景画はカタマリごとに描くようにと、書いた。

この場合のカタマリとは、空、遠景の山又は森、中景の林又は家、近景の木々又は道などを言う。
   絵で一番最初に考えるのは、分割である。油彩ならキャンバス、水彩ならスケッチブックの画面をいかに分割するかが、最初の作業になる。
   上から空をどのくらい取るか。そして、その下、その下と続く。

風景は、余計なものが結構多い。全部描いていたのでは、大変である。だから、自然と間引いていく作業が伴う。細かく見たのでは切りがない。

   一番最初に描こうとする風景を前にして、あれもこれもと見たのでは、風景画は完成しない。
   だから、描きたい風景を前にしたら、すぐに描き出さないことである。このこと、大事である。
   よーく見ること。スケールがあれば、景色を切り取って見ることである。

何でもそうだが、計画は立てる必要がある。スケッチを描くなら、行き当たりばったりでも良い。スケッチとは、ある意味メモみたいなものである。メモを取るのに計画的にメモする人はいないだろう。メモはあとでまとめるためにある。スケッチも同じである。

   しかし、作品を描こうと思ったら、メモでは不味かろう。そういう話である。

そこで、作品として描くのなら、「風景画は最初にこう描け」という話になる。
   作品化する前に、人によっては何枚もスケッチを重ねることがある。これは、どういうことかと言えば、まず、イメージの定着である。そして構図の定着のためにする。

   こうすることによって、描きたいと思う風景を、様々に検証するのである。確実な方法であるが、時間のない人、又はスケッチがままならない者が、スケッチをしてもアッチコッチ直している内に、日が暮れそうである。

   初心者は、技術的に抱える問題が多い。それゆえ、描きたい風景を前にして、歯がゆい思いをすることだろう。

   そこで、初心者向けの風景の描き方をお教えしよう。
まず、その一、上手く描こうとするなかれ。

   前述したように、描きたい風景を前にしたら、すぐに描き出さないこと。風景をよーく見ることが、大事である。
   空があり、湖、又は川がある。水があるなら、流れもある。どっちに流れているとか、湖ならどう広がっているとか、森や林がどう繋がっていくとか、そのくらいは、観察したい。

   そして、その二、風景を分割せよ。どう切り取るか、画面にどのように納めるかを考える。

   これは、上手く出来なくても良い。問題はそういうことを意識してやってみることにある。風景の見方は、初級も中級・上級も一緒である。初心者は慣れない分、描き切れないかもしれない。

   しかし、スタートは同じにしておけば、あとは技術的に上達すれば、いいので、あとが楽である。
   スタートを初心者用にしておくと、あとで慣れた時に、中級者用の描き方を、また、いちから勉強しなければならない。
   効率が悪い。

上手く描けないなら、上手く描けないなりの、絵を描けば良い。技術はいずれ身に付く。そう信じてほしい

   だから、まず、風景画は最初にこう描こう。よーく見て、画面の納まりを考える。
それで良い。そういうクセを付けておけば、技術はそのうち自然に、あとから付いて来る。
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