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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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自分を出せば日本人の絵になる <研究所レベル> ‘09/2/4(水)
   私は、そう考えている。絶対と言って良い。
言い換えると、我々は、育った土壌から逃れることは出来ないということである。

   以前、エピソード「日本人論」の中で、こんなことを書いた。

<様々な国の若者を、一同に集めれば、日本人の若者は、やはり日本人らしい感性とモラルの持ち主であることを、証明することだろう。それは、環境が日本人を育てるという証明でもある。>

   「オギャー」と、日本人として生まれないことは、お分かりだろう。生まれた時は、外見上の違いだけで、万国共通の赤ん坊である。
   それが、小学校・中学校・高校と日本の土壌で育ち、教育を受け、成長するうちに日本人化していく。

   礼儀とか儀礼面は、未だ発展途上でも、感性面は日本人を露出するということである。
   ただ、これも年代的に外国文化の亜流に走る傾向がある時なので、人によるし、日本的な感性を発見しづらいことも、確かにある。

   それで、自分を素直に出せば、日本人の絵になるという話になる。
ところで、誤解を招くので、一つお断りしておくが、私が言いたいのは、どうやっても日本人は、日本人の絵しか描けないんだという、呪縛的な話をしているのではない。   
   逆である。呪縛ではなく、保有である。我々日本人は、日本人としての感性を保有している、それが、絵に出るのだという話である。

   例えば、イギリス人が描いた絵が、いかにもイギリス人らしい絵であってほしいと、思わないだろうか。アメリカ人はアメリカ人らしく、フランス人はフランス人らしい絵を描いてほしいと私は思う。

   それが、その国で育つということであり、その国の土壌・国民性などが、描いた絵の中から読取れない多国籍の絵ほど、詰まらないものはない。

   だから、他の国の影響は受けても、その国のマネをしても意味がない。
日本人には、世界に冠たる感性の世界がある。西洋人が逆立ちしてもマネは出来ないだろうと、自負するオリジナリテイーがある。

   これは、日本人の宝である。それを、無理やり出さずとも、自然に滲み出てくるのが、感性である。
   しかし、そういったことに目もくれずに、ひたすら外国の亜流に走る絵描きは、後を絶たない。どうしてだろう?
   ちょっと、器用な人間なら、マネは簡単にする。マネでは、日本人の感性も出づらい。

   外国人が自分の国で育ち、その国の香りを漂わせた絵が、良いのであって、それが、どんなにシャレていても、どんなに素晴らしくても、他国の者が、マネをしても何の意味もない。

   亜流は、亜流で、三流である。

折角、身に付けた技術・感覚を三流の絵を描くために放出するのは、無駄以外の何物でもない。
   それは、人の勝手なのだろうか?

それでは、絵描きの職責が泣く。
   若い時は、影響されても良い。100歩譲って、マネをしても良い。しかし、いつかはそこから新たな局面に向かって、旅立たねばならない。

   その時に、自分を出せば日本人の絵になる。
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