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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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直線で捉える <大人コース 中・上級レベル> ‘09/1/22(木)
   「大人コース 初級レベル」で「直線なのか、曲線なのか」という、話を書いた。
これは、直線と曲線とでは、どっちが強いかという内容であり、今回は、その考え方を一歩進めたと考えてもらいたい。

   直線が画面を強くすると、単純に考えてもらいたい。なぜそうなのかは、各々で今後のテーマとしてもらい、感覚的な問題なので、説明は省く。

   洋画と東洋画の違いは、直線なのか、曲線なのかとの違いかもしれない。
例えば、浮世絵のような版画は、色出しが基本的にベタ塗りになる。ベタ塗りは、そもそも、強い画面を作る。そのため、輪郭線が曲線でも、モツと考えられる。
   逆に、輪郭線が直線でベタ塗りだと、強い画面にはなるが、単調になりやすく、変化に乏しい。

   つまり、ベタ塗りには、曲線が有効となる。

直線には、変化に飛んだ面が、有効になる。直線の単調さを、面が補うのである。この組み合わせを絵の基本的な考えにしようとするのが、今回の話である。

   木炭デッサンで、直線的な描き方をご覧になった方もいるであろう。あの描き方が直線で捉えるという考え方である。
   見たことがない方は、全て直線で捉えていくと考えてもらいたい。

自分の顔を鏡に写して描いてみたとする。これを、全て直線で描いたらどうなるか。
   もちろん、長短様々な直線が必要である。上手く描けなくともいい、感じが掴めれば良いのである。
   すると、絵がしっかりしていくことに気が付かないか。しっかりした絵を描くこと、これが、洋画の基本的な考え方である。強くしっかりしていること。

   絵画とは形である、という考え方がある。この考え方も、強くしっかりしていることの延長上にある考え方になる。

   さて、直線で捉えた時と、曲線で捉えた時とでは、どちらが難しいだろうか?

私個人では、曲線の方が難しいと思う。
   たまたま見た時代劇で、絵の修行をしている若者が登場し、筆でサラサラと道端に咲いていた花を描くシーンがあった。芝居の中での話であるが、この描き方は難しいと思ったものである。

   筆は、当たりの線が描けない上に、ほとんど全てが曲線である。
そこにいくと、鉛筆でデッサンしたとして、当たりの線は描けるし、直線で捉えていくので、実体を把握しやすい。

   洋画の描き方のほうが、描きやすいと私は思った。もちろん、これは取っ付きやすいか、取っ付きづらいかの話で、優劣を決める話ではない。
   絵画教室は、洋画を教える場所であるので、洋画を勉強するものは、恵まれていると私は思うのだが、中々、世の中上手く行かない。

   その、直線で捉える考え方が、理解出来ない人が多い。初心者に絵を描いてもらうと、まず十中八九曲線で描く。初心者にとっては、曲線の方が取っ付きやすいらしいが、当然上手く描けない。

   絵もコナレるということがあるので、その直線もコナレて曲線になっていくのであるが、初めは、直線の方が描きやすいことは、確かである。

   どうしてか、この理屈は理解されない。不思議である。
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