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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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干支アート <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/12/3(水) |
今回のテーマは、「干支アート」です。 「干支アート」の説明は、必要ないでしょう。そのままです。 来年の干支を様々に描いたり、作ったりすることです。それを、毎年繰り返すということです。
制作時期としては、やはり秋が最適でしょう。春や夏では、まだ来年の干支はピンと来ませんよね。 季節が落ち着く芸術の秋です。
干支も描きやすいものと、描きづらいものがありますね。 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
この中で、描きづらいものは何でしょう?
一つ一つ当たってみましょう。 まずは、「子・ねずみ」はどうですか?まあまあといったところでしょう。リアルに描けば、何でも難しくなりますが、ねずみの雰囲気なら何とか描けそうですね。
そういう考え方で進めます。 続いて「丑・うし」はちょっと描きづらそう。角を生やせば牛になるかな。 「寅・とら」は難しそうですね。ネコを描くつもりで、シマシマを入れ、顔をおっかなくすれば、描けそう。
「卯・うさぎ」はまあまあ、何とかなりそう。「辰・たつ」は困った。 「巳・へび」は何とかなるかな、これが、一番簡単そう、「午・うま」も厄介。 でも、馬っぽいのでいいか。首を長くして、たてがみを描き、顔を長く描けば、何とか馬に見えるでしょう。
「未・ひつじ」も厄介そうだけど、牛を小さくして、毛布で胴体を巻いた感じで、角をクルクル丸めたら、羊かな。「申・さる」は何とかなりそう。毛むくじゃらな人間を描けば良いのでは。 「酉・とり」も何とかなるかな、鶏でも良いし、ヒヨコでも、スズメでも良い。何とかなりそう。 「戌・いぬ」も、まあ何とかなりそう。動物は難しいけど、普段見慣れたものは、やはり、描きやすい。 「亥・いのしし」は困った。
さて、難しいのはいくつあったでしょうか。 人によって、描きやすいもの、描きづらいものは、違うでしょうが、大まかなところ、こんなところでは、ないでしょうか。
「困った」のは、上の例では、「辰」と「亥」ですが、どうでしょうか?当たっていますか。 この二つが、一番見慣れていないことと思います。それで、描きづらい。
干支を描く練習方法としては、イメージトレーニングというのがあります。 誰でも、頭の中に動物の映像は、イメージとして蓄積されています。だから、頭の中にあるものは、イメージとして描けるのです。
ですから、「辰」と「亥」のイメージ画像も頭の中にあることになります。ただ、鮮明度に問題があるのです。 それで、この不鮮明な画像を頭の中から出してみましょう。
イメージトレーニングの開始です。 「辰」と「亥」をイメージして、あれこれ描きます。上手くかけないことは、分かっています。気にしないで描いてみて下さい。 描き終わったら、眺めてみてください。似てますか?
似てたら、困りませんよね。 さて、その次は「辰」と「亥」の写真や絵などの資料で、自分で描いたイメージ画と見比べて下さい。どこが、どう違うかです。 すると、自分がどこをどう勘違いしていたのかが、良く分かります。
最初から、資料を見ると、それはそれで、上手く描けないものです。でも、イメージトレーニングをした後だと、印象が頭の中にストレートに入るので、それだけ、描きやすくなります。 他の干支でも試してください。
どうでしょうか? 「干支アート」、 一度お試し下さい。
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