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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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五感が芸術を生む <研究所レベル> ‘08/11/7(金)
   そもそも、五感の通念は、視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚のことである。
古代ギリシャのアリストテレスに端を発しているそうだが、実際の感覚はもっと多い。

   しかし、この五感こそが芸術と深く関わってきた。これらの感覚の共通点は、一瞬で、感じ取ることであろう。
   もちろん、ほかにも芸術はある。例えば文学や映画、音楽などであるが、これらは五感の持つ共通項を持ってない。つまり、これらは、時間という共通項でくくられ、五感とは、一線を画している。一瞬で、感じ取ることが出来ないということである。
   
   また、五感はとても動物的である。動物の生存本能に基づいて形成されたと言って良いであろう。それに、感じ方も動物的である。感じたら、いきなり脳の中枢に送られる気がする。

   それに、引き換え、例えば文学や映画、音楽は、本の最初の一文字、映画の最初の映像、音楽の最初の一音で、全てを伝えることは、出来ない。
   時間の流れの中で、その言わんとしている事を頭の中で組み立て、組み立てながら感じ、芸術を作り出す。

   動物は、絶対しないことであるので、もっとも、進化した芸術なのかもしれない。
   
ここで、一つ断っておくが、聴覚を音楽的感覚とは、ここではしない。音楽ではなく、音と考えてもらいたい。
   さて、五感の話である。先に進もう。

五感が、芸術と深く関わってきたことは、言うまでもない。
   視覚は絵を生み出し、聴覚は音を生み出し、味覚は料理を生み出し、臭覚は香水を生み出した。
   では、触覚は何を生み出したか。

考えてみると、触覚は何を生み出したのであろう。 「芸術的な触覚」という言い方があるのであろうか。余り聞いたことがない。
   もし、この五感を芸術の基本的な感覚と規定すると、触覚だけがはみ出してしまう。

   芸術の芸術たる基本概念は、「感じること」に他ならない。感じることがない芸術は、あり得ない。     「超!感じた!!」の行き着く先に芸術があると、考えてよい。
   だから、とりあえず「超!感じた!!」という触覚が必要である。そうでないと芸術までたどり着かないし、「五感が芸術を生む」話まで持っていけない。
   困った。

一体、なぜ触覚だけがひどく遅れたのであろうか。
   
   考えるに、芸術を育んだ数百年前に、ただ触れるだけで、美を感じるだけの素材がなかったことが、挙げられる。「絹の手触り」と言う言葉があるが、せいぜいその程度ではなかったのか。

   近年、ソファのマットで、スポンジとも違う、キメが細かく柔らかいものが売り出されているが、あれこそが、触覚を刺激するものである。
   その他、車のシート、シーツ、フトン。生活用品の数々。テイッシュペーパーの感触など、ここにきて、急速に進化したように思う。全てが加工品である。
   ただ、残念なのは、それを芸術として位置づける運動は、聞いたことがない。

触覚だって、芸術になり得るはずである。四つまでなったのに、五つ目がならない道理はない。
   だから、いつの日か大天才が現れ、驚くようなアイデアで、触覚芸術を進化させるのを期待することにしよう。

   それまで、「四感が芸術を生む」
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