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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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ドローイング描写のコツ <研究所レベル> ‘08/11/4(火)
   ドローイングの良いところは、勝負が早いということに尽きる。

勝負とは、絵の出来の良し悪しが早いということである。セッカチな人間には、都合が良い。
   制作時間が短いため、感覚的なものが出やすいのが、長所と言える。ただ、ドローイングは、描いたものの一つ一つの比重が重いため、未熟なものがやると、見られたものではない。
   早く描くか、ゆっくり描くかは、本人の相性もあるが、じっくり描いた絵は、考える作業が多く、考えた芸をみせるということが言えるかもしれない。

   まあ、一概には言えないが、おおむねそんな所である。

さて、ドローイングの描き方の注意点を述べるとしよう。
   ドローイングは、感覚的なものが出やすいと述べた。これは、短時間制作のメリットであるが、短時間制作と長時間制作の決定的違いは、言うに及ばず時間差である。この当たり前のことを言うには理由がある。

   長時間制作は、時間を掛けるので、どうしても考える時間が、介入してくる。この考える時間を利用した描き方が、長時間制作ということになる。
   つまり、これを逆に言うと考えない制作が、短時間制作ということになり、まさにその通りなのである。

   短時間制作は考えない制作なのである。

しかし、これをイザやるとなると、これはこれで難しいことに気が付くであろう。
   人は、制作中には色々なことを考えている。制作とは、常に部分を描いているわけで、全体を描いているわけではない。
   全体をイメージしながら、実際は部分を描いている。だから、部分が上手く行ったとか、行かないとか、そんなことを考えているものである。

   これは、短時間制作でも同じで、やはり考えがちである。それで、考えない制作を目指すことが、ポイントになる。

   ドローイング描写の一番の注意点は、ここである。

では、考えない制作は、どうすればいいか?

   色々なやり方がある。
一つは、スピードである。考えるより速く描く。思考回路と手の動きとの競争になる。
   二つ目は、大量に描く。紙を山済みしておき、次から次と描いていけば、どこかの時点で考えない瞬間が出来る。それを狙う方法である。

   三つ目は、考えないようにする。

この三つを全部やるのも有である。

   ざっと挙げると、こんなところであるが、要するに頭の中を空(カラ)にすることが、ドローイングのコツなのである。
   一つ目のスピードにしたって、どんなに速く描いても考える時は、考えてしまう。それに、筆で描いていれば、当然、筆に何度も絵具を付けることになるだろうし、その時に考えてしまうことがある。

   それで、三つ目の「考えないようにする」ことは、基本姿勢になる。速く描いて、さらに、考えないようにするということである。

   また、二つ目の大量制作も、キャンバスに描くような作業だと、大量というわけにいかない。それで、「考えないようにする」しかなくなる。

   つまり、頭の中を空にするためには、考えにくい状況を作り、さらに、考えないようにするということになる。
   人間が、狙って頭の中を空にするためには、それだけ困難だし、努力は必要である。

   人によって、空にする方法も違うことであろう。
他にやり方があったら、各個人で研究されたし。
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