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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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たまには粘土 <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/10/31(金) |
さて、シリーズの最後は、たまには粘土です。
粘土も工作ですが、粘土を使うと、具体性が出ます。 どんな具体性でしょう?
粘土の良いところは、簡単に作れて、簡単に元に戻せることではないでしょうか。 失敗したと思ったら、簡単にやり直すことができます。 これは、便利です。こういう粘土を油粘土と言います。
例えば、焼き物の真似事をして、徳利を作ったとします。こんな徳利があったら、便利だろうなというものを作ったとします。 徳利は、熱燗だと持つのが、大変です。それで、左右に耳を付けます。これなら大丈夫。一人悦に入ります。
次に、お猪口を作りましょう。どんなお猪口が良いでしょうか。大きいほうが面倒がないなんて言わないで下さい。湯飲み茶碗は、また別の機会にして、品の良いものを作りましょう。
よくあるもので、指で押さえる所が、へこんでいるものがありますが、あれもアイデアですね。滑って落ちないのは、酔いが回った時に便利です。 では、余り飲み過ぎないためのお猪口なんて、面白そうですね。お猪口の先が閉じて、注ぎづらくなっているとか、注いでもすぐこぼれる様になっているとか、ユーモアですよ。ユーモア。
そんな楽しい想像は、人生の糧ではありませんか。
他にも、もっと作ってみたいものがありそうですね。 では、作ってみましょうか。まず、粘土を潰して、徳利とお猪口にさよならです。
そうそう、粘土は手にも付きますが、服にも付きます。また、手に着いた油粘土は、石鹸でないと落ちません。ですから、エプロンをし、水場の近いところで、石鹸を用意して下さい。
用意はいいですね? では、続けます。
お花を作るのも面白そうですね。花を作る場合は、板に貼り付けるようにヨコにして作るか、針金などを芯にして、巻きつけながら作るやり方があります。
とりあえず、ヨコにしてやりましょうか。 ヒマワリなんか作りやすそうですね。ヒマワリの中心の丸い所から、始めましょう。
粘土をお団子を作るように丸く丸めて、平たく潰します。板に乗せ花びらを付けます。花びらは二重になっていますので、二重にすると、より感じが出ます。 そして、茎を作り、大きな葉っぱを作ります。 完成。
油粘土は、形の練習をするのには、便利です。何度も色々な形を練習すると、次には、作品を作りたくなってきますよね。 そこで、次に固まる粘土をご紹介しましょう。
最近では、画材屋さんに色々な粘土が置いてあります。 皆さんよくご存知の紙粘土、今使っていた油粘土の他、乾燥すると石のような質感になり、削ることもできる石粉粘土。 銀粉を高い比率で含み、焼くことによって、銀細工できる、シルバーグレイなど。
一度、画材屋さんに足を運んでみたら、いかがでしょうか。
油粘土で練習したら、石粉粘土などで、固めて作品化する。楽しそうですね。
たまには粘土。いかが?
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