Author:田屋優 「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/ 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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私が制作している時の、一つの基準に「音がする」がある。
音がしたら、仕上げに入る。色々な音があり、<ザー>とか、<シュウー>とか、<バリバリ><バッキ!>様々であり、描いている絵によって、擬音めいた音がする。これは、何を意味しているのか?
画面上に一つの調和が生まれると、「音」がするのである。したがって、さらに描き進むと「音」は消える。当然、音の大小があり、小さいと制作続行。ところが、たまに「音」が途中で変わってしまうことがある。「音」が絵のイメージを決めるので、これはありがたくない。
いい絵と呼ばれるものは、必ず音がする。絵から受けるもの、受けるインパクト、衝撃、それは、実は「音」なんだと私は考える。