すごくいい天気です。暑くなりそう。
さて、今日は「ミスター」の話しです。みなさんご存知の「ミスター(長嶋茂雄氏)」が、バッテイング指導をしていたのを、昔テレビで見ました。 「腰をグッと入れて、来た球を、バッと打つ!」いかにも言いそうな感覚的な説明です。はたして、これで、わかるのか?
何かを指導する時に、感覚的な説明と、理論的説明との二つがあります。バッテイングは感覚かなと、思ったけれど、野球の解説を聞いていると、理論的なことも多分にありそうです。
絵はどうでしょう。絵は、100%感覚といってもいい分野ですが、なんとか理屈をつけることは、できます。習い事に来ている人は、この理屈を好みます。なんとなく解ったような気がするからでしょう。ですから、私も多少の理屈は言います。
でも、気が付くと、「ガッガッガッ」と描くとか、「ここはサーと流すとか」とか、「画面と相談しながら描きなさい」とか、訳の分からないことを言ってます。私がそう習ったからです。こういった感覚的な説明で絵を理解するに至った経緯があります。時間がかかりますが、解る時は早い。
そうですね、やはり感覚的な説明がいいのかな。「バッと打つ!」という感覚を、ある日急に理解したとしたら、100の理屈よりまさります。かなめは、続けること。続けて一つ一つ感覚をつかむ事が、理屈で覚えることよりまさる、ということになりそうです。
私が、昔から言ってることがあります、「創作の神様は粘った者にしか微笑まない」そういうこと。
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