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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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町内会高齢化 <エピソード> ‘08/7/26(土) |
私が、属する船橋市旭町の町内会は、若い町内会で世帯主一代目がほとんどであろう。
恐らく30数年前には畑だった所に宅地を求めてやってきた若い世代が、町内会を作り、今の下地を作った。初めの頃は、すったもんだがあったと聞く。色々あったらしいが、その頃の若い世代も、今や定年を迎え楽隠居している人が、多い。
わが家も、この地で、そろそろ12年になろうとしているが、その間、班長を二回、役員を一回経験した。そのため100世帯を超える町内会に、隣近所以外に知り合いもでき、町内会発足当時のエピソードや経過などにも詳しくなった。
私の経験的実感で言うと、町内会は結構面白い。生活共同体という意識もあるが、自然環境に恵まれた旭町で、近所の人と親睦を広めるのは、年のせいもあるだろうが、人生の局面として、自然な成り行きのような気がする。
それというのも、いままでこういう経験はないからである。それで、新鮮なのであろう。独身時代のアパート生活に町内会は無縁であるが、親元では、あったかもしれない。ハッキリとは分からない。
親元では、町内会の意識は、全くない。二代目の意識であろう。町内会や、近所づき合いは、世帯主の感覚である。 住むべき土地を選択して、その地に根を下ろし、近所の人と和していく。この能動的感覚が、町内会の付き合いにも、能動性を発揮する。
親にくっ付いていった子供世代は、その土地を受動的に捉える。自分が選択したのではない。だから、その住んでいる土地に空々しさを感じる。愛着は、住んだ家、住んだ環境に向けられ、幼年時代の記憶として残るが、町内会の参加を促すような、その土地に対する執着とは、異にする。
この旭町の町内会にも、同じような現象があり、二代目の台頭は、トンと聞かない。町内会で、三十代、四十代前半の若い人たちは、皆、初代である。
果たして、二代目が現れないと、この先どうなってしまうのであろうか。
このことは、総会でも話題になった。 高齢化して、老人会ができ、老人対象の催し物が増え、総会は、老人ばかりとなり、ついでに、総会でお借りしている近所の会議室は、老人ホームの会議室なので、洒落がきつい。
もう一つ、ついでに言うとその老人ホームの向こうが、馬込斎場という火葬場であり、そのちょっと先に、馬込霊園というお墓がある。
段取りがいい場所でもある。
近所を走る車は、老人マークを付けたものばかりとなっては、お互い気をつけても、何処かでぶつかりそうである。
とまあ、これが現状ではあるが、旭町は、田舎町といわれるぐらい自然環境に恵まれている。つまり、将来宅地になりそうな土地が、豊富にある。初代の世帯主が今後も増えることを考えると、町内会老人ホーム化構想には無理がある。
それに、楽隠居組みがなんだか、やたら元気がいい。一国一城の骨っぽい先輩が多いので、これも、町内会がたそがれない理由でもある。
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