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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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仕上げにガラスを当ててみた <大人コース 中・上級レベル> ‘08/7/17(木)
   これは、以前私がやっていたことであるが、絵に透明なガラスを当てて、その上に描いてみた。水彩である。

   何故こんなことをするかと言えば、水彩の仕上げで、あれこれ迷うと、厄介である。大きく失敗すると描き直しであるし、最後の最後で失敗は避けたい。
   ちょっと付け足して、どうなるか見てみたいが、実際に描いて、ダメなので、また別なものを描いてみると言うわけには、水彩の画面はいかない。
   それで、茶箪笥のガラスをはずして描いてみたのが初めである。

作品にガラスをあてがい、あれこれ描いては、様子を見る。水で簡単に消せるので、何度でも出来る。
   特に、組み合わせの絵の時は、随分重宝した。

今では、絵が大きくなったせいもあり、同じ紙に色を付けて、それを画面にセロテープで止めて、チェックすることがある。
   あくまで、組み合わせ系の絵の場合で、油絵などにこのようなことをするのは、馬鹿げている。描き直せばいい。

   話は変わるが、ガラス絵と言うものがある。

私も、正式にやったことはないが、まず、ドロリとした絵具が条件であろう。水分が多いと流れてしまう。
   また、ガラスの表面(おもてめん)を見せるか、裏面を見せるかで、描き方も違う。裏面を見せる場合は、描く順番を逆にしないとならない。
   つまり、一番最後に載せる色を一番最初に描かないとならない。

良く見かけるガラスの広告などは、店の中側から描いてある場合は、描く順番が逆に描かないと、店の外から見た場合、可笑しなことになる。

   なぜ、こんなことを言うかと言えば、作品にあてがうガラスは、ガラス面に絵を描けば、反転も出来るので、それだけ、作品の追加要素に効果がある。

   あれこれ、探ることが出来るのである。
   
それに、ガラスは、キズが付かず(ガラスは、ダイヤモンドしかキズをつけられない)、平面なので、紙をテーピングするのに最適である。

   私も、自宅の仕事場に、100号サイズが優に貼れる硬化ガラスの板を持っているが、結構便利に使っている。

   ただ、ガラスは大変重いので、100号サイズが一人で動かせる限界である。本当は、タテヨコ2m×3mぐらいのガラスを何枚かほしいのだが、現実問題として実現不可能である。

   まず、業者が運搬を嫌がること。そして、一番の問題は、家に入らないこと。家の建設途中にガラスを運び込んでから、壁を作るか、ガラスを入れるために壁を壊すしかない。

   私の好き勝手な夢を言ったならば、200号、300号サイズのガラスの板がほしい。もちろん、割れづらい硬化ガラスである。今あるガラスは、5mmの厚さなので、1cmはほしい。それだけ頑丈だし、しならない。

   そして、それを自由に機械で動かせること、紙の貼り付け用と、仕上げの描き込み用を1セットとして、それが何組もあったら作業しやすい。

   そんな、夢を見る。さぞ、便利だろうし、色々な絵が描けそうだ。

ガラスは、便利である。20号位のサイズを一枚ぐらい用意すると、私の言っていることが分かると思う。
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