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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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絵のアイデア アートQ&A<大人コース(初級)レベル> ‘08/7/3(木) |
アイデアには、大小がある。
これは、以前、研究所レベルで「○から×への遠い道のり」(発想)で書いたが、ここでは、少し違う視点から考えようと思う。
まず、これが描きたいと思えば、そこからアイデアは始まっていると、考えよう。 アイデアには、大小があり、種類がある。
よーく、考えてほしい。描きたいと思うものが、二つあったとする。そのうちの一つを選択するとする。この選択は、厳密にいうとアイデアになる。選択することもアイデアになる。 アイデアが、なければ選択できない。こっちにしようと決める根拠が、この場合のアイデアである。
選んだものを、さてどうやって描こうかと考える。当然この行為は、アイデアを考えている。
ようし、大きめのスケッチブックに水彩で描こうとアイデアが決まる。 さて、選んで描こうとするものが、リンゴが二つだとする。リンゴが二つでは、少ないかなと考える。三つにしようとまたアイデアが決まる。
リンゴのバック(背景)はどうしようかと考える。どうしよう?
無地でいこうと決め、その代わりリンゴをランチョマットの上に置くことにする。ただ、ランチョマットの柄についてまた、迷う。
ようやく、柄も決まり、描き始める。リンゴの色は何色にしようか迷う。カドミウムレッドデイープなのか、バーミリオンなのか。そうだ、両方を混色しようと考える。
最初に、リンゴの色を付けてしまったが、濃くなってしまった。どうしよう、あとで、水をつけてテッシュで取るか、と考える。
そうだ、バック(背景)を何色にしよう? 無地にするつもりなので、一色だよね? 困ったなー! 思いっきりグリーン系で行くことにする。 とりあえず、リンゴを描いたので、バックを塗り始める。 しまった。水が垂れて汚くなってしまった。どうしよう。もう一回絵具を付けて、塗り直してみるか。
どうも、バックが上手く塗れない。どうしたら良いのだろうかと考える。
切りがないので、この辺にするが、要するに作業を進める上で、様々なアイデアが必要であるという話である。
「絵のアイデア」というと、人は大きな骨組みのようなものを、イメージすることだろう。テーマというか主題というか。 しかし、実際はそこまでたどり着く前に、様々なアイデアを通過している。それについては、アイデアとは何故か言わない。
研究所レベルで「○から×への遠い道のり」(発想)で書いたことであるが、一つの絵は、いくつものアイデアで成り立っている。小さい閃き、大きい閃きの繰り返しで絵というものは、成立している。
絵のアイデアとは、無数のアイデアの集合体の総称のことであり、一個・二個と数えられるものではない。
だから、もし行き詰ったと思ったとしても、それもアイデアで乗り切れるのである。
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