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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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抽象画とは <高齢者のための絵画指導(入門編)> 08/6/20(金)
   皆さん、抽象画というのを、ご存知だと思います。20世紀初頭に開発された意味不明な絵のことです。

   この意味不明な絵の解説に、今回挑戦しようと思います。
分かりやすく説明するためには、なぜ意味不明に思えるのか、というところから始めないとならないでしょう。

   なぜ意味不明に思えるのか?

それは、何を描いてあるのか、分からないところです。これは、具象画(描いてあるものが具体的で、何を描いてあるのか分かりやすい)に慣れている人が、抽象画を見た時に思うことです。

   抽象画の解釈は、色々ありますので、こう考えると分かりやすいという説明にします。
   例えば、画面が青一色で描かれた絵があったとします。青色が均一に塗られているだけの絵です。意味不明ですね。題が付いてました。  「青空」  意味が分かりました。
   今度は、真っ白い絵です。さて題は?   「雪景色」  意味が分かりましたが、アホらしい。

   これらは、題が付いていなければ、意味不明ですが、抽象画とはいいません。作者が、本当に「青空」と「雪景色」を描いたつもりでいるなら、描き方はともかくとして、具象画というべきでしょう。

   意味不明な絵が、皆、抽象画になるわけではないという話です。4歳児に絵を描かせたら、グチャグチャの黄色とグチャグチャの赤色を描きました。意味不明です。本人曰く、バナナとリンゴ。技術的な問題がクリアされれば、紛れもなく具象画です。

   それでは、抽象画とはいかなるものか。
カメラで花を撮ろうとしていると、思って下さい。赤い花です。最近のカメラは、すぐピントがあってしまいますが、一眼レフのような、ピントを合わせる必要があるカメラだとします。

   ピントが合ってない状態だと、花の赤がボンヤリ見えます。そのとなりの花、葉っぱもボンヤリと見えます。
ピントを合わせました。赤い花がハッキリと見えます。そのとなりの花も、葉っぱも。
   このピントが合ってない状態を絵にすると、抽象画になります。ピントが合えば具象画です。
   抽象画がピンボケ状態ということではなく、具象画の画面構成をとりながら、描いてあるものの具体性がないという話です。

   これが、抽象画の簡単な説明です。

お分かり頂けたでしょうか?
   つまり、抽象画と具象画とは背中合わせの関係にあり、抽象画は描かれていることの具体性がないという点だけしか具象画との違いがありません。あとは、具象画とほとんど同じです。
   抽象画は、具象画が描けない人がやるもんだと、思っている人がおりますが、キチッとした抽象画を描くためには、キチッとした具象画が描ける必要があります。

   そこを、皆さん勘違いしているようです。ですから抽象画を描くためには、具象画から始めるという順番があります。
 
   具象画が、ままならない人が描く抽象画がありますが、意味不明です。抽象画が意味不明だと思われがちなのに、抽象画としても意味不明では、謎の絵になってしまいます。

   謎の絵とは、作者以外理解不能な絵のことです。 つまり、伝達性、ゼロ。
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