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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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 公園での遊びの延長 <キッズコース> ‘08/6/4(水)
   わが教室のある建物は、公園に隣接している。

つまり、5階の教室の西側の下は、公園である。日中の日が伸びると、公園で遊んで来る子、帰りに遊ぶ子と色々である。
   子供は、公園が大好きである。我々の子供の頃は、公園自体がほとんどなかった。空き地が我々の遊び場だった。もし、公園があったら、遊園地と思ったかもしれない。

   子供たちから見ると、公園が手招きしているように見えるのであろう。ここで、思いっきり遊びなさいと、言われているようなものなんじゃないかな。騒いでも怒られない貴重な場所である。いたずらしない限り、まず、親御さんも怒らない。

   教室から、子供たちの遊び方を観察していると、滑り台、ブランコ、鉄棒、を利用している子が圧倒的に多い。あとは、キャッチボール、サッカーの練習、テニスの練習ぐらいか。

   一つ気が付いたことは、新しい遊びを発想しないことである。公園にあるものを利用してお仕舞い。そんな気がした。

   ということは、他に遊戯施設があれば、利用するのではないか。公園の遊戯施設には限度がある。安全性を考慮すると、限られて当然になってしまうが、もし、公園の遊びの延長で教室に来れば、子供たちはもっと遊びたがる。

   これは、使えると思うわけである。

絵の教室は、真面目な絵の勉強だけが目的ではない。そもそも、真面目に絵を描かせること自体が、子供教室の趣旨に反する。

   親御さんは、どう思うか知れないが、子供の絵の教室は、絵の勉強をするところではない。絵と親しむ所である。塾の勉強とは基本的に違う。

   塾の勉強は、成績の向上が目的である。成績の向上は、知識の増加、思考力の増強によってなされる。これを、鍛えるのが、塾の勉強である。
   つまり、頭の中に詰め込む作業が、塾の作業基本である。出すのではなく、入れるのである。この作業を可能にするのは、詰め込むものが、無機的な単体であるからである。
   漢字だったり、算数の数式だったり、一個、二個と数えやすいものが条件である。

   絵の教室は、入れるのではなく、出すことが作業基本になる。描かせる、工作を作らせることは、出していることになる。知識などのような単体の出し入れとは違う。

   何かを生み出したり、アイデアを出すなど、頭の中から出させるものは、数えやすい単体とは違う。むしろ数えることが出来ない煙のようなものである。そのためには、それなりの環境が必要であり、タイミングもある。

   だから、公園で遊んできた頭で、工作をさせれば、遊びの延長で、作り始めるという理屈が成り立つ。

   絵を描かせたり、アイデアを出したりする脳の働きは、塾で勉強をする脳の働きとは、別である。同じ脳ではなく、別な脳の働きによると考えれば、分かりやすいであろう。

   この脳は繊細で、環境や状況に影響されやすい。ショックにも弱く、ひとたび外部的圧力が掛かると機能を停止してしまう。

   したがって、子供教室の先生は、真面目に描かせるという、単純な発想しかできないようでは、適職とは言い難い。

   これを、読む親御さんに、この説明で分かるだろうか。感覚的な作業には、それなりのその世界のやり方がある。
   もし、学習塾と絵の教室を同じレベルで考えているとしたら、考えをあらためて貰いたい。

   公園での遊びの延長で作業することは、絵の教室では、至極当たり前の要領である。
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