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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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広い画面は大きい筆で アートQ&A<大人コース(初級)レベル> ‘08/5/30(金) |
これは、当たり前のことだと思う。皆さんもそう思うだろう。
でも、実際はそうでない。不思議なことであるが、実際は、使っている筆を変えずにそのままが、意外と多い。
小学生が水彩で、色塗りする時は、一本描きである。一本の筆でなんでも描く。大抵太い筆を選ぶので、細かい所は、細い筆で描きなさいと言っても、意味が分からない。 この意味が分からないということ、お分かりだろうか?
おそらく、彼らは、塗ることに意味があると考える。描いている行為を楽しんでいるのか、塗っていることが全てなのか、筆を変える理屈が分からない。
そのため、描きあがった絵を眺める子は、ほとんどいない。描きあがったら、そこで終了してしまう。 つまり、描いていることに意味があるのではないか。小学低学年は間違いなく、そうである。
大人と子供の違いは、この過程にあると思う。大人は、必ず確認作業をする。描いた絵の確認である。 だから、細かい所を細い筆で描く意味が分かる。なのに、広い場所を細い筆で描く人は、意外と多い。
やはり、要領がまだ、分かってないのだろう。説明すると理解するが、言わないとそのままである。
だから、この当たり前のことを、ワザワザ書くことにした。
筆選びは、塗る作業の基本である。筆には、彩色筆といって、色付けする時の筆がある。 大・中・小とあり、その塗る面積に応じて使い分ける。それが綺麗に色付けする要領である。 広い画面を細い筆で描いては、筆の目が細か過ぎて、綺麗に塗れない。だから、筆を使い分ける。筆を使い分けるということを、まず、覚えましょう。
また、横着していることもありそうであるが、論外なので、知識が無かったという人を対象にする。
初心者は、色々なことに慣れる必要がある。 水彩にしろ、油絵にしろ、一本の筆で出来る範囲を知ることは、有意義である。一本の筆の限界を知ると、二本目の筆が生きてくる理屈がある。
まあ、そうであるが、広い画面を細い筆で描くことに、疑問ぐらい抱いてほしい。絵を描くにあたって、筆は友達のようなものである。色々な友達がいて、自分は生かされている。 だから、友達選びは、絵を描く上でも、大事となる。なぜ、筆の数が多いか、理由があるのですよ。
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