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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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絵具の間違った使い方  アートQ&A<大人コース(初級)レベル> ‘08/5/29(木)
   絵具の間違った使い方には、色々ある。

一般的な分け方だと、耐久性の面と、材質的な面との二つがある。
   耐久性の面で言うと、絵具の使われる用途によって、耐久性も色々となる。例えば、印刷用原稿(印刷用の絵のこと)などは、印刷するための撮影が終わってしまうと、用済みである。

   だから、基本的なことで言えば、変色しやすいカラーインクやマジックインキを使うことも出来る。

   カラーインクやマジックインキは取り扱いが、簡単なので、重宝であるが、変色しやすい欠点がある。だから、短期用である。
   長期的な保存を考えると、水彩絵具やアクリル、油絵などになる。長期的とは、50年、100年、それ以上である。

   カラーインクやマジックインキを長期的な視野に立って使用すると、絵具の間違った使い方ということになる。

   また、材質的な面で言うと、油絵具とアクリルを混ぜるとかがある。

油絵具とアクリルを混ぜてはいけないのは、お分かりだろう。水と油である。
   しかし、これを混ぜる人がいると、聞いたことがあり、驚いた。現代美術をやっている若者であるらしいが、無茶苦茶である。

   このブログ講義は、そもそも長期的な視野に立って、解説している。その場限りの制作は、無知なだけだ。

   アクリル絵具の歴史がどのくらいあるのか、私も知らないが、せいぜい50年がいいところではないか。ということは、50年の検証しかないのである。
   
   だが、作者は、作品を作る時に、意識するかしないかに関わらず、少なくとも半永久保存だと思っていることだと思う。

   なんとなくでも、描いたものは残ると思っていると思う。
少なくとも、作品消滅時期は、考えていない。それが、普通の神経というものであろう。

   例え、無茶をする現代美術でも、水と油を混ぜるような無茶は、自分の作品に対する愛情の問題だと思う。
   想像するに、こういう無茶苦茶をする若者は、インスタレーションと混同しているのではないか。インスタレーションは始めから壊されることを前提にした制作で、物理的な制約上仕方ないことを、承知の上でやっている。

   インスタレーションで一番日本的で一般的なのは、生け花であろう。長く続かないものを、作品としている。それは、仕方のないことである。

   しかし、ワザと長持ちしないようなやり方をするのは、理に適ってない。
これも、間違った絵具の使い方になる。

   絵具には、それぞれ特徴があり、また使用上の制約がある。その特徴を生かし、正しい方法で、使用することは、やはり、大事である。

   可能な限り残る方法を選択する。それが、作品に対する愛情である。
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