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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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10年後のために今を生きよ <研究所レベル> ‘08/5/21(水)
   絵の制作は、先が長い。

諸君らがどんなに焦っても、また有名になることを思い描いても、気が付いたら10年経っていたということが、普通である。

   諸君たちは、まだ創作の神様に会ってないだろうが、そのうち会うことになる。その時、どれほどシビアな神様か思い知るだろう。

   創作の神様は、絵画教の教祖で、祭られたご神体はない。制作するものの、精神の中に存在し、自然に芽生える。だから、始末が悪い。

   絵は、偶然の産物であり、あらゆる名画は、偶然生まれている。もし、絵が人為的なことだけで、描くことができるなら、画家は、一生のうちで、これほどたくさんの作品を描かないで済むはずである。

   滝に打たれて、修行を積み、「エイ!ヤー!」と掛け声とともに傑作を描けばいい。

   その手が使えないから、確率論になって、偶然に期待し、沢山の制作をするのである。そうやって、偶然に期待すると、神がかりも存在することになり、創作の神様に、ある日、出会ってしまうというわけである。

   制作は、自分との戦いである。極めて個人的な作業なので、自分しかいない。絵は止めたと宣言しても、社会的になんの支障もない。

   それだけ、制作を続けていくには、自己管理能力が必要になる。その上、創作の神様が自分の周りをウロウロしている。
   考えてみると、絵の世界は、ある意味踏んだり蹴ったりの世界でもある。そのため、自分を見失わない策が必要である。それが、ビジョンである。
   
   将来的なビジョンである。

研究所レベルの者は、制作は仕事である。仕事にはビジョンが付き物。前述したように、10年はすぐ経ってしまう。それで、10年後を思い描いて、今を生きよという話になる。

   10年後のビジョンを持たぬ者は、今を感覚的に生きる。それは、それでいいのだが、ほとんどの人間には、今を感覚的に生きることは、不正解である。

   正解なのは、寿命の短い感覚的な天才だけで、その時が、全てなので、将来的なビジョンはいらないことになる。
   こういう天才は、才能が短命で、10年後には制作は行き詰まっていることが、考えられる。

   さて、その他の者は、短命な天才より長命な天才を選択しよう。
10年後のビジョンを持たぬ者が、今を感覚的に生きたとして、何になる。ヘタすれば10年後は、短命な天才のように、制作は行き詰まっているかもしれない。

   それほど、制作を続けることは、難しい。継続は力なり。継続してこそ、傑作も、代表作も生まれる。
   制作が仕事なら、ビジョンを持ち、10年後には、こんな自分でありたいと願うことである。

   ここで言う10年後とは、年代のことである。20代なら30代を目標にする。30代になったら、40代を目標にする。そうやって、その年代ごとになりたい自分を設定する。
   そうやって、設定して、今の自分の出来ることをする。

   したがって、ビジョンを持ち計画的に制作して行くことが、プロのやり方ということになる。
   プロとは、合理的に自己管理し、継続することによって、自分の才能を最も効率的に発揮できる環境を作る、そういう考え方が出来る者たちのことである。

   芸術家は気分屋のイメージがあるが、実は、芸術家ぐらい自己管理し、ビジョンを持って計画的に仕事をする職業は少ない。なぜなら、夢をいかに効率よく手に入れるかを考え抜くからである。

   個人的作業なので、考えたことは実行できる。考え、実行する。芸術家はそのイメージとは、ほど遠く、考え方は極めて堅実である。

   そのぐらい真面目に考えないと、創作の神様に相手にされない。
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