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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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怨霊伝説 <エピソード> ‘08/5/17(土) |
テレビを見ていたら、怨霊の話をしていた。
平安時代、陰陽師の安陪清明が有名であり、ドラマ化されてたが、怨霊を 映像として捉らえてもらえると、「あーこれが、怨霊かと」思えるが、実際は、必ずしもそうもいかないらしい。 それで、怨霊を一つのエネルギーとして捉える、もう一つの方法がある。エネルギーのない場所に、エネルギーを確認すると、それはあり得ないことになる。
それが怨霊なんだと考えるわけである。本当にそうなのかは、分からないが、あり得ない場所に、あり得ないエネルギーを感知したら、怨霊のせいにする方が、分かりやすい。 それを、「自然界には、まだまだ解明できない謎がある。」なんて学者先生にサジ投げられては、世の中つまらな過ぎる。だから、これは、是非とも怨霊のせいにしなくちゃ。
さて、怨霊がエネルギーを伴っているとしたら、平安時代なんか格好の怨霊の居場所ではなかったか。
その時代は、現に夜は怨霊の活躍する時間と信じられていたらしい。人間も一つのエネルギーの塊である。だから、人が多いと発するエネルギーも多い。自然、怨霊のエネルギーも吸収されやすい。
だから、人の多い場所には、怨霊は現れずらい、はずである。人気のない場所こそが、怨霊の住処に相応しい。平安時代などは、いかにも人が少なそうだ。
現代は、エネルギーだらけである。人も多い。怨霊の住める場所は限られる。もし、繁華街なんかに怨霊が迷い込んだら、ノイローゼになってしまうのではないか。
そう考えていくと、あのテレビから這い出てくる怨霊は不自然ということになる。一怨霊のエネルギーより、テレビのエネルギーの方が大きいのではないか。一怨霊のエネルギーなどテレビのエネルギーに吸い取られてしまうと考えるほうが、自然かな。
怨霊が時代に合わせて進化するとも思えない。やはり、人気のない場所を徘徊してこそ怨霊っぽくていい。
都内から千葉に引っ越して来て、闇夜を知った。畑が多いので、真っ暗である。畑には外灯はない。 この闇夜が、いにしえの遠い昔なら、人々の想像力を、さぞ刺激したことだろう。怨霊たちが、闇の中を飛び交う。
かっては、この怨霊こそが、エネルギーであり、魑魅魍魎の闇の中のエネルギーであったのかもしれない。
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