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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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飲み食い自由 <エピソード> ‘08/4/19(土) |
わが、教室では飲み食い(ただし、アルコールはダメ。口が滑らかになるので、うるさいから)は自由である。
私が若い頃、絵を習いに行ったことがある。そこでは、制作中に飲み食いしている人がいて、驚いた。私も、若かったせいか、学校の延長ぐらいの感覚でいたので、思いもよらないことであった。 それから、そこの教室に自由な空気を感じ、居心地が良かった。
制作の現場は、自由でありたい。皆さんが、家で、絵を描いている時を、思い起こしてくれればいい。行儀良く描いているとは思えない。絵を描きながら、描いた絵を見ながら、食べ物を、口に入れてモグモグやってないか。
制作中は、どうしても生活態度は乱れる。それだけの神経を消耗するので、普段どおりというわけに、中々いかない。
絵の教室も、そこのところは、だらしなく考える所が多い。そのほうが、制作しやすいからである。だから、ルールも大雑把である。「次の人のために後片付けをすること。」「喫煙は、喫煙所で。」 以前は、喫煙もその場で出来たので、後片付けぐらいのものか。
制作は、リラックスした環境がまず必要である。ヘッドホーンで音楽を聴く者、サンドイッチをほうばる者、気分転換にウロウロする者、体操をしだす者、タバコを吸いに行ったきり戻ってこない者、隅で話し込む者、様々である。
人の迷惑にならなければ、何してもいいというルールがある。ヘッドホーンで音楽を聴きながら、トンチンカンな奇声を発しても笑えるし、もっとも、うるさすぎるのは、困るが、各人が思い思いのことをするのが、制作の現場である。 そういう、習い事は少ないだろう。
土曜教室に通う中学3年生のSちゃん、新学期が始まると高校1年生であるが、この子も教室で、食べていいと知った時は、驚いていた。 「エー!食べながら描いてもいいんですか?!」と言っていた。通い始めて1年ぐらいしてからである。
それまで、たまたま、教室で食べる人がいなかったので、知らなかった。私もそういえば、説明し忘れた。 Sちゃんは、教室に来るときは、食べてくるか、お腹を空かしたまま来ていたらしい。
いままで、我慢していたのである。最近、Sちゃんは、J-POPの曲の入ったCDを持って来る。音楽も聴きたいものがあったら、持っておいでと私が言ったので、これは自由なんだと、中学生の間で、流行っているらしいJ-POPを掛け出した。教室の小さなラジカセは悲鳴を上げる。
これが、うるさい。パチンコ屋さんで掛かっているような景気のいい音楽と言おうか、元気の出る音楽と言おうか、やかましい。
とりあえず、終わるまで我慢している。この曲を聴くとSちゃん、調子がいいらしいが、可哀想なので、未だ苦情は言ってない。
どうして、ヘッドホーンで聞かないんだ?
「飲み食い自由であるが、ただし、幼稚なJ-POPを禁ず」としたいんだが、不平等かな?
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