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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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石に描く <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/4/4(金) |
なぜ石に描くか、ということになりましょう。
紙でもない、カンバスでもない、なぜ石か? 疑問に思うかもしれませんね。 石でも表面がつるりとしたものがよろしいかと。川原に落ちているような、水によって、研磨された石がいいです。ゴツゴツしているのは、絵が描けません。
つるりとした石が、河原に落ちていたとしましょう。色々な形があります。大きさは、片手で包めるぐらいがいいでしょう。タテヨコ7~8cmぐらいでしょうか。別に大きさには拘りませんが、小さすぎると、絵を描く段になって、細かい絵を描くことになってしまいます。 色々な形のものを拾いましょう。ここで、近所に川原がない方は、散歩しながらの石集めをして下さい。
なぜ石か? なんとなくお分かりでしょう。タダで手に入ること、形がバラエテイーに富んでること、描きやすいこと、飾りやすいことなどが、理由です。
以前ですが、Kさんという人がおりました。Kさんは、男性で60才ちょっと手前、たまたま知り合ったのですが、家に行ったら、玄関の靴箱の上に色々な石が置いてありました。 大きいものは、ラグビーボールぐらいのもありましたが、大抵は、ソフトボールより少し小さいぐらいのものが、多い。それが、長い立て付けの靴箱の上に数十個置いてありました。
なにより、その石に絵を描いてあったのが、とても印象的でした。私が絵を描くのを知っていたKさんが、見せたかったのかもしれません。
「面白いことしてますね」と私が言うと、Kさん「いやいや、ちょっとはまってまして」と、あっさりと言った。
今、思うにKさんは、石を見せたくて私を家に招いたような気がします。
自然に親しみ、自然のものを使って何かを作る。そんな趣味があります。色々な自然との係わり合いがありますが、もっとも、古くから使われてきて、何処にでもあり、頑丈で、長持ちし、綺麗なものといえば、そんなに沢山はありません。
さて、拾い集めた石の話に戻りましょう。
並べてみて、どうしようかというところです。絵具は、アクリルガッシュ絵具(アクリル絵具で、さらに不透明絵具)が、最適です。形から絵をイメージしましょう。 人間に見えたり、動物に見えたり、イマジネーションが、広がりそうですね。動物シリーズにしても面白いし、街中を作っても面白いです。例えば、長細っぽ沿いものはビル、小さいのが人、丸いのが車とか。
子供の遊びと同じです。まず、楽しむことです。楽しみながら、何かを作る。そんな遊び心は、いかがでしょうか? もし、はまったら、人生得したことになりますよ。
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