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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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パステル絵具紹介 <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/4/2(水) |
これも、<大人コース(初級)レベル> 「パステルってクレパスと違うの?」で、すでに紹介していることでありますが、ここに、基本的なことを、抜粋しておきましょう。
「パステルとは、簡単にいうと、色チョークです。黒板に書くあれです。それの高級品というところでしょう。クレパスはパステルの原料を油で練ったようなもの。従って、ベタつき、ねっとりしてます。出来た絵は、油絵に一番近いかもしれません。
逆に、パステルはサラッとしてます。サラッとし過ぎているので、落ちやすいのが難点です。それで、紙にこすりつけながらの、作業になります。
大きな特徴は、扱いやすさ、発色の良さ、微妙な色の変化を可能にすること。特に微妙な色の変化にかけては、他の追従を許しません。ダントツです。 例えば、夕焼け空を描くとします。水彩だと、結構な技術を要します。同じく油彩でも、楽ではありません。これが、パステルだと、小学生でも可能です。グラデーションは、パステルの最も得意とするところです。
不透明絵具で、透明な感じが出せる、稀有な絵具と言えましょう。また、色数が豊富で、200色はあるでしょう。 また、メーカーを変えると、色も若干違うので、それ以上かもしれません。正確には、掴んでません。
値段は高いです。一本100円~200円。45色セット、60色セット、100色、150色と、豪華になっていきます。黒板に書くチョークの大きさで、ホワイトが一本500円というのもあります。 高いものは、発色と軟らかさが違います。中国製の安価のものもありますが、発色、硬さ等値段並みと、言わざるをえません。絵具の太さがチョークと同じですので、細かい作業に向いてません。」
と、長い引用になってしまいましたが、大体どういうものかは、お分かり頂けたと思います。 私が、指導に行ってますご年配方の絵画サークルでも、水彩が使えないので、パステルを使っている方がおります。ただ混ぜてこするだけ、という作業ですので、始めやすいのでしょう。
最近、本屋さんに塗り絵の本が沢山出ています。花の塗り絵、鳥、名画の塗り絵と種類も増えているようです。これには、うしろの方のページに輪郭線だけの付録がついておりますので、見本を見ながら、これにパステルで描いてみるのも面白いかもしれません。 付録をコピーすれば、何回も練習することができます。
ただ、パステルはあくまでも粉状ですので、表面がザラザラしているスケッチブックなどが適当ですので、コピー用紙などに描くのは、あくまで練習ということになります。
色々な絵具を試して下さい。この絵はこの絵具でと、絵具を変えながらの制作は、幅が出来ますし、なにより楽しめますね。
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