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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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やめさせる子 <エピソード> ‘08/3/22(土) |
残念ながら、わが教室でも辞めてもらう子は絶えない。
過去に10人は超える。 色々な理由があるが、まず、他の子に危害を加える子、先生のいうことを聞かない子、教室に対して迷惑を及ぼす子、の三つが挙げられる。
他の子に危害を加える子では、男の子で他の子を蹴っ飛ばすというのが、二人いた。 一人は、小学三年生。その子が悪いと言った子の腹や、足を蹴った。一人や二人ではない。自分の思い通りに行かないことに腹を立てて、しまいには泣き出した。
もう一人は、小学二年生。三人の女の子の腹を蹴った。私が目を離したスキの出来事なので、私は見ていない。蹴られた本人からの申告と、親からのクレームが付いた。蹴った本人は日ごろから、うそをつく子であったので、本人の言い分は信用できない。
この男の子で、気が付いたのは、蹴った三人の女の子に興味があったらしいということである。どうも状況からそう思える。一種の愛情表現であるらしい。男の子が、気のある女の子に愛情表現するのは、私も何度も目撃している。
少年の愛情表現は、性格にもよるが、相手をかまうことは、皆同じである。それが、暴力行為になった時、教室は排除することになる。
また、先生の言うことを聞かない子も困り者である。 教室に見学に来た親御さんに渡す書類の内、「会員としてあるまじき行為があったと、代表者が判断した時、これを除籍できる」との但し書きがある。 この解釈は、広範で、やはり親御さんに説明できる範囲となる。先生の言うことを聞かない子の判断は難しい。
私に甘えて、言うことを聞かないと、いうことがあるからである。本人の問題ある性格なのか、甘えているためなのか、時間をかけることになる。 しかし、絵画教室は本来教育的指導をする所ではなく、また皆望んで通っているという前提があるため、先生の言うことを聞かないのは、論外というしかない。
甘えていうことを聞かない子も、本人の性格が甘えやすいと考えられるので、再三に亘る注意が無駄な場合は、親御さんと相談の上、やめてもらうことになるが、これが一番数が多い。
教室に対して迷惑を及ぼす子には、過去に二種類あって、迷惑を及ぼす親と迷惑を及ぼす子というのがあった。
迷惑を及ぼす親は、後にも先にもこの一件だけであるが、月謝を払わないのである。この催促は、嫌なもんである。半年続いて辞めてもらったが、毎回月謝が、二週間、三週間遅れになり始めた。毎回催促してである。教室は、信頼している親御さんには、遅れても催促しない。
やはり、人間関係である、そんなもんであろう。ずぼらな性格の親御さんと判断すると、毎回催促する。この親は、それこそ払いたい時に払うことに次第になっていき、ついには、二か月分溜めた上、勝手に分割払いし出した。
それで、最後通告したのであるが、それでも、遅らせたので、ゲームオーバーとなった。
最後にもう一つの事例は、迷惑を及ぼす子である。
これも、女の子がらみだと私は考えているが、迷惑を及ぼす小学三年生の男の子の話である。 どうして、女の子がらみだと私が考えているかといえば、小学二年生までは、女の子を嫌っていたはずであった。小学三年生になった時、同じ曜日に女の子が二人入ってきた。可愛い子である。
それからである、目に見えて私に逆らったり、不良言葉を叫んだりし出したのは。ある時、見学者が来た時に私に向かって叫んだ。「うるせエんだよ!てめエー!」
もちろん普段から乱暴な言葉は使っていたし、その都度注意をしていたが、私が本気で怒ると他の小さい子が怖がるので、毎回とはいかない。難しいところである。
それが、段々過激になり、人が多いと、特に見学者がいる時に、何回かやりだしたので、ルール違反にモロ抵触してしまった。それ以外は、熱心に制作する子なので、判断が長引いてしまった。
やはり、女の子に対するアピールと今でも思っている。不良言葉は、女の子に対する自己顕示であろう。
今でも、要注意の子が二人いる。私の言うことを聞かない子なので、他の子には危害を加えることはない。むしろ仲がいい。 当然、ブラックリストに載る子であるので、ただ、言うことを聞かない程度ではない。教室としては、はなはだ迷惑となりかけている。
これも時間を掛けて、見守ってはいるが、私の言うことを聞かない子を、野放しにすると、他の子も言うことを聞かなくなる。
私に辞めさせられると、考えている子は多分いないだろう。いままでもそうだが、辞めさせられて、初めて私が本気だったことに気付くのである。本人にとってショックであろう。しかし、これは致し方ない。そこから学んでもらうしかない。
親御さんにも申し訳ないが、本人を守る意味でも、他の子を守る意味でも、こればかりは、容赦はしない。
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