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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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リズムで作業する子、体にラクガキする子 <キッズコース> ‘08/3/18(火)
   子供たちは、見ていると色々なアイデアを出す。

硬い話になるが、創作の基本は、アイデアである。アイデアこそが制作と言える。しかし、この考え方は、一般には浸透してない。だから、子供の親御さんは、子供の技術をもって、上手いとか、優秀だとか判断する。

   絵の世界では、技術の上手い人は果てしなくいる。それは、技術的なことであり、必ずしも、絵の世界での優秀さを意味しない。
   これは、絵の世界の常識である。

つまり、技術では、世の中に影響しないということである。世の中を動かすのは、常にアイデアを伴った創作である。そこに、技術が絡んで面白くなるのであるが、大人の絵のアマチュアの世界では、未だかって、技術崇拝がはびこっている。

   これは、今後修正されることなく、続いていくのであろう。そして、子供の世界でもこの傾向は、親御さんを含め誤解を呼んでいる。

   さて、そういう傾向を正すべく絵画教室はある。大人の教室は言うに及ばず子供の教室でも、アイデアを生み出す柔軟な思考を目標としている。

   アイデアを生み出す柔軟な思考が、いかに大事であるかは、ここでは省くが、それは、絵に限らず、生活の知恵、仕事の知恵、人生の知恵へと続く、豊かな生活を生み出す根本となることだけは、言っておこう。

   その根本たるアイデアを、私は教室で目撃することがある。これは、実に楽しい経験である。

   ある時、子供に工作をさせた。

割り箸の工作であるが、貯金箱を作る。四角い貯金箱を作るので、まず、壁が四枚いる。同じ長さの割り箸を、ボンドで接着して、四枚の壁を作るが、それぞれの壁の上とした下の切り口部分には、ヤスリを掛ける。
   これが結構、根気のいる作業で、子供にとっては、苦手な作業となる。

   土曜教室のMちゃんは、この根気のいる作業を乗り切るために、歌を唄い、そのリズムで、ヤスリを掛けた。同じく通っている同級生のSちゃんと、調子を合わせてリズミカルにヤスリを掛ける。こういう子は、他にいそうでいない。

   これは、アイデアだと思った。Mちゃんは利発な子で、積極的である。リズミカルに磨くのであるが、ブランコのように平らな面を磨くので、両端が削れて、磨きとしては褒められたものではないが、そこは、先生がカバーする。

   そういう、アイデアある行為自体は、賞賛に値する。

また、他にもこういうアイデアを持ち込んだ子供達がいる。同じ土曜教室のmちゃんとaちゃんである。
   この二人は、兄弟みたいに似ている上、仲がいい。ほとんど二人だけでペチャクチャ喋っているのであるが、他の子が落とした消しゴムを、二人で机の下に潜って探したこともあり、他の子を無視しているわけではないことを、皆知っている。

   だから、二人だけで喋っていても、皆、気にしない。

ある時、この二人も、面白いことをして来た。手にラクガキをしていたので、私が何かと尋ねた。見ると手の両側にラクガキしている。
   他の子も手に描いている子はいる。大抵は、用事を忘れないように覚書のことが多いが、この二人のはラクガキである。

   電話の受話器とプッシュボタンであった。プッシュボタンが手に描いてあり、驚くことに、足の裏に受話器が描いてある。mちゃんが足を上げて耳に当て、話すしぐさを見せてくれた。

   こういうアイデアは、過去に経験がない。驚いた。
単なる子供の遊びではあるが、その遊びの発想力、頭の柔軟性は、やはり、賞賛に値する。

   子供には、常に驚かされることが多い。子供の元気の源は、自由な遊び心にあるのかもしれない。
   だったら、この発想力と頭の柔軟性を、先生にも少し分けてくれないかな。そうしたら、先生の絵も少しは良くなるかも。
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