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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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鍛眼法? アートQ&A<大人コース(初級)レベル>‘08/3/13(木)
   鍛眼法とは、その名の通り、目を鍛える方法という意味である。おそらく武道関係で使う言葉であるだろう。かって、私が空手を習っていた時に、こういう訓練があった。

   空手では、腕で相手を叩く「突き」でも、足で蹴り飛ばす「蹴り」でも、非常にスピードが速い。目がスピードについていかないと、避けられない。
   そこで、「鍛眼法」という訓練をする。方法はいたって簡単で、二人一組で向かい合い、平手で互いのおでこを叩き合うというものである。目が慣れていないと叩かれる。また、相手のスキをみて叩くので、やはり、それを見抜く目が大事である。

   これを、稽古の度に必ずやる。初心者用の訓練である。鍛眼法の訓練の後、組み手といって、殴る蹴るの実践がある。
   当時、防具などつけなかったので、避けないと痛い思いをする。組み手でやられないためには、鍛眼法で目を鍛える必要があった。

   目は鍛えられるものであることを、この鍛眼法で知った。スピードというものは慣れるものである。いや、スピードに関わらず、人間の順能力の話として捉えたほうが良さそうである。

   ここから、絵の話しになる。

さて、絵の世界で鍛眼法を応用すると、どうなるか?

   目を鍛えなくてはならないのは、なにも武道に限らない。「見る目」は絵の世界では、もっとも大事なことになる。絵は見ることで成り立っているので、武道より大事というべきか。座頭市を引き合いに出してしまおう。

   冗談はともかく、絵の世界は、まず見ることから始まる。順番で言うと、見て、描いて、又見るということになる。
   したがって、鍛眼法のような目を鍛える方法があれば、実践すべきである。
一番一般的なのは、デッサンであろう。デッサンは確かに鍛眼法である。目を鍛えることが、デッサンをする意味と言って差し支えない。

   しかし、それだけではない。人の絵を見るというのも、目を鍛えることになる。自分だけの場合なら、見て、描いて、又見るだけで、済みそうであるが、そこに、人の絵が絡むと、これは、また別に鍛えなければならない。

   つまり、絵の世界で言う鍛眼法は、正に必要不可欠な要素である。まず、見ることが優先することをもってしても、技術より優先することはお分かりだろう。「見る」という行為の後、全てのことが始まるのである。

   でも、しかしである。意外と、このことはなおざりにされている。初心者の憧れは、何と言っても技術に終始する。あのように描きたい、このように描きたいが、絵を描く動機となっているので、止むを得ないが、その前に、「見る目」が大事であることを、理解してほしい。

   絵は、見て感じることが、あらゆる絵の作業よりも優先する。それは、絵たることであり、絵とは、そういうものであるということである。

   目を鍛えよ。そうすれば、どうすればいいかが分かる。
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